コラム
OEMとはどんなもの?特徴や違いについて事例をあげて詳しく解説
最近はニュースでもOEM・ODM生産という言葉を耳にする機会が増え、何のことなのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 OEM・ODMは名前が似ていることも相まって違いが分かりにくいものです。 そこで今回は、OEM・ODMの概要と、それぞれの違い、アパレル大手の事例などについて解説します。 特徴を理解すると、それぞれのメリットやデメリットも理解できるようになりますので、ぜひ最後まで読んで、ご自身のビジネスにもお役立てください。 OEMとは OEMとは「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の頭文字をとって略した言葉で、日本語にすると他社で設計・開発された製品を製造することを意味します。 OEMはアパレルだけではなく、最近では化粧品や自動車関係の業界でも一般的に聞かれるようになってきています。 分かりやすい例をあげると、見た目は一緒なのに会社のロゴマークが違う自動車を見たことはありませんか。 最近のSUV系の車やコンパクトカーを調べてみると、その傾向が多いことに気が付きます。 OEM形態には、大きく分けて2つあります。 ひとつは、ブランドを持つ企業が持っている製品を、他の会社に製造委託する形態、もうひとつはメーカーが製品を企画や設計をしてコンセプトを作り、ブランドを持つ企業に提案する形態です。 自動車業界では、A社が自動車を製造請け負って、B社のブランドで取り扱う自動車として販売することがあるため、分かりやすいOEMの事例だといえるでしょう。 OEMのメリット OEMには、委託者と受託者両方にメリットがあります。 委託者のメリットとしては、設備を借りて生産するため生産能力がなくても商品が作れるほか、設備を1から買いそろえる必要がないため、生産費用を抑えられることがあげられます。 その他にも生産を委託するため、デザインや販売などの生産以外の部分に時間を使えるなどのメリットがあるのです。 受託者としては委託者からの技術を吸収できる機会になるほか、委託者からの指導で技術の向上を図ることが出来る、生産の増加により収益が増すなどのメリットが考えられます。 OEMのデメリット 続いてOMEのデメリット部分についても解説していきましょう。 委託者視点で見るとOEMは生産のみを委託するため、特別な加工や技術を社内に蓄積するためのノウハウを得られないという考え方ができます。 委託先の会社で同じような商品を取り扱うようになれば、競合となる可能性が考えられるため、ノウハウが得られないというのはデメリットになります。 ...
OEMとはどんなもの?特徴や違いについて事例をあげて詳しく解説
最近はニュースでもOEM・ODM生産という言葉を耳にする機会が増え、何のことなのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。 OEM・ODMは名前が似ていることも相まって違いが分かりにくいものです。 そこで今回は、OEM・ODMの概要と、それぞれの違い、アパレル大手の事例などについて解説します。 特徴を理解すると、それぞれのメリットやデメリットも理解できるようになりますので、ぜひ最後まで読んで、ご自身のビジネスにもお役立てください。 OEMとは OEMとは「Original Equipment Manufacturing(Manufacturer)」の頭文字をとって略した言葉で、日本語にすると他社で設計・開発された製品を製造することを意味します。 OEMはアパレルだけではなく、最近では化粧品や自動車関係の業界でも一般的に聞かれるようになってきています。 分かりやすい例をあげると、見た目は一緒なのに会社のロゴマークが違う自動車を見たことはありませんか。 最近のSUV系の車やコンパクトカーを調べてみると、その傾向が多いことに気が付きます。 OEM形態には、大きく分けて2つあります。 ひとつは、ブランドを持つ企業が持っている製品を、他の会社に製造委託する形態、もうひとつはメーカーが製品を企画や設計をしてコンセプトを作り、ブランドを持つ企業に提案する形態です。 自動車業界では、A社が自動車を製造請け負って、B社のブランドで取り扱う自動車として販売することがあるため、分かりやすいOEMの事例だといえるでしょう。 OEMのメリット OEMには、委託者と受託者両方にメリットがあります。 委託者のメリットとしては、設備を借りて生産するため生産能力がなくても商品が作れるほか、設備を1から買いそろえる必要がないため、生産費用を抑えられることがあげられます。 その他にも生産を委託するため、デザインや販売などの生産以外の部分に時間を使えるなどのメリットがあるのです。 受託者としては委託者からの技術を吸収できる機会になるほか、委託者からの指導で技術の向上を図ることが出来る、生産の増加により収益が増すなどのメリットが考えられます。 OEMのデメリット 続いてOMEのデメリット部分についても解説していきましょう。 委託者視点で見るとOEMは生産のみを委託するため、特別な加工や技術を社内に蓄積するためのノウハウを得られないという考え方ができます。 委託先の会社で同じような商品を取り扱うようになれば、競合となる可能性が考えられるため、ノウハウが得られないというのはデメリットになります。 ...
快適なウエストのゴムの長さのため!その目安とゴムの種類の決め方
ウエストのゴムにストレスを感じると、せっかく買った服も着たくなくなってしまうかもしれません。 また、同じブランドの服を避けてしまう可能性もあります。ウエストサイズが表記通りであること、ゴムがねじれたり曲がったりしにくいこと、衣服に合わせて適したゴムが使われていることの3つのことが守られていると、不快な気持ちになることはありません。 この記事では、ウエストゴムの長さの目安について詳しく解説します。 自社製品の制作を考えているという方は、ぜひとも参考にしてみてください。 ウエストのゴムの長さの目安って? まずは、ウエストに合わせてゴムを適切な長さにする方法を解説します。 ウエストのゴムの長さを決めるための目安があります。下記のパターンによって若干の違いがあります。 試着ができず、ウエストサイズ表記だけで購入するネットショップなどは、この割合を守ることでお客様の快適な着心地を約束することができます。 一般的なウエスト 一般的なウエストのゴムの長さは、実際のウエストサイズ×0.9~0.8+2~3cmです。 まず実際のサイズより小さめにするのは、ゴムが伸びるからです。そして2~3cmプラスしたところは、ゴムを重ねて縫い付ける部分とします。 0.9~0.8と幅があるのは、 ・厚い生地か、薄い生地か ・ゴムが固いかそうでないか によります。 厚い生地と薄い生地の違いは、下に引っ張る重さです。 重い生地はウエストから下に引っ張る感覚が強くなるため、緩めに設定すると重さでずれてきてしまいます。 同じ長さでも、薄い生地より厚くて重い生地のほうが緩く感じます。またゴム自体が固くて伸びが弱いと、良く伸びるゴムよりきつめに感じます。 子ども服のウエスト 子ども服の場合には、少しきつめに設定します。 ウエストサイズ×0.8+2~3cmが適度でしょう。なぜなら、お子さんの場合には、ウエストにくびれがなく寸胴です。 そのため、ウエストで引っかからないために、ゴムだけの力でずり落ちないように止める必要があるのです。 リラックスウェアのウエスト パジャマや部屋着は、リラックスした状態で着たいものなのできつくするとリラックスできません。しかしながら緩いとずれてきてしまい、安心して寝ることができないので、適度な緩さ加減が必要となります。 具体的には、上記のゴムの長さを少し緩めに設定し、下記に詳しく解説するゴムの種類に注意します。 ゴムタイプの種類は何がベスト? ウエストに使用するゴムは、多くは平ゴムです。種類としては、織りゴム、編みゴム、コールゴムの3種類があります。 織りゴム 文字通り、織って生産されたゴムです。一番厚みがあり、しっかりかたちをキープしているので、フィット感があります。 幅もかなり太いものが存在します。かわりにあまり細いものは製造されていません。スポーツウェアや大人のボトムスなどに使用されています。...
快適なウエストのゴムの長さのため!その目安とゴムの種類の決め方
ウエストのゴムにストレスを感じると、せっかく買った服も着たくなくなってしまうかもしれません。 また、同じブランドの服を避けてしまう可能性もあります。ウエストサイズが表記通りであること、ゴムがねじれたり曲がったりしにくいこと、衣服に合わせて適したゴムが使われていることの3つのことが守られていると、不快な気持ちになることはありません。 この記事では、ウエストゴムの長さの目安について詳しく解説します。 自社製品の制作を考えているという方は、ぜひとも参考にしてみてください。 ウエストのゴムの長さの目安って? まずは、ウエストに合わせてゴムを適切な長さにする方法を解説します。 ウエストのゴムの長さを決めるための目安があります。下記のパターンによって若干の違いがあります。 試着ができず、ウエストサイズ表記だけで購入するネットショップなどは、この割合を守ることでお客様の快適な着心地を約束することができます。 一般的なウエスト 一般的なウエストのゴムの長さは、実際のウエストサイズ×0.9~0.8+2~3cmです。 まず実際のサイズより小さめにするのは、ゴムが伸びるからです。そして2~3cmプラスしたところは、ゴムを重ねて縫い付ける部分とします。 0.9~0.8と幅があるのは、 ・厚い生地か、薄い生地か ・ゴムが固いかそうでないか によります。 厚い生地と薄い生地の違いは、下に引っ張る重さです。 重い生地はウエストから下に引っ張る感覚が強くなるため、緩めに設定すると重さでずれてきてしまいます。 同じ長さでも、薄い生地より厚くて重い生地のほうが緩く感じます。またゴム自体が固くて伸びが弱いと、良く伸びるゴムよりきつめに感じます。 子ども服のウエスト 子ども服の場合には、少しきつめに設定します。 ウエストサイズ×0.8+2~3cmが適度でしょう。なぜなら、お子さんの場合には、ウエストにくびれがなく寸胴です。 そのため、ウエストで引っかからないために、ゴムだけの力でずり落ちないように止める必要があるのです。 リラックスウェアのウエスト パジャマや部屋着は、リラックスした状態で着たいものなのできつくするとリラックスできません。しかしながら緩いとずれてきてしまい、安心して寝ることができないので、適度な緩さ加減が必要となります。 具体的には、上記のゴムの長さを少し緩めに設定し、下記に詳しく解説するゴムの種類に注意します。 ゴムタイプの種類は何がベスト? ウエストに使用するゴムは、多くは平ゴムです。種類としては、織りゴム、編みゴム、コールゴムの3種類があります。 織りゴム 文字通り、織って生産されたゴムです。一番厚みがあり、しっかりかたちをキープしているので、フィット感があります。 幅もかなり太いものが存在します。かわりにあまり細いものは製造されていません。スポーツウェアや大人のボトムスなどに使用されています。...
靴紐を購入するメリットとは?靴紐が売っている場所を紹介
靴を購入することはあるものの靴紐だけを購入することは少なく、どこで売っているのか案外わからないものかもしれません。 ファッションアイテムのひとつとして購入したい方はもちろん、靴を制作している業者さんなどの中には大量に購入したいという方もいるでしょう。 この記事では靴紐の購入方法や、靴紐に関する知っておくと役立つ知識をご紹介します。 靴紐が売っている場所とは? そもそも靴紐だけを売っている場所があるのかと思うかもしれませんが、意外と売っているものです。まずは靴紐が売っているお店について、ご紹介します。 靴専門店 品揃えが豊富で商品知識に長けていることから、実物を見ながら相談・質問しながら購入できるので、安心できるでしょう。 大手チェーン店であると近くの店舗も検索しやすいので、まずは確認してみてください。 お店にもよりますが、業者さんなどの大量購入も可能です。 ショッピングモールや百貨店の靴売り場 靴専門店でなくとも、ショッピングモールなどに入っている靴屋でも売っています。 大規模な施設であるなら、大手チェーン店が入っていることも多いでしょう。 買い物ついでに他のファッションアイテムも揃えられるので、それらと合わせた買い物もよいでしょう。 靴修理専門店 店舗数は多くないものの、靴修理店でも購入できます。 修理屋なので、量り売りのように売ってくれることもあるでしょう。とくに革靴の紐では、頼りになります。 大手通販サイト 実店舗が近所にない場合は、通販サイトを利用してください。多種多様な靴紐を見つけられるでしょう。 またOEMを考えている方や、靴紐を大量に扱う業者さんなどは、大手通販サイトであれば大量にさまざまな種類のものが購入可能です。 靴紐を複数持つべき理由 切れてしまって仕方なく買う以外にも、靴紐を購入するメリットがあります。 次は切れてしまった以外に、靴紐を購入すべき理由についてご紹介しましょう。 靴の表情を少し変えたいとき たとえば結婚披露宴とその二次会が考えられます。靴紐の色を少し変える事で靴の表情が変わり、同じ靴でもカジュアル寄りにできるでしょう。 靴の表情をガラリと変えたいとき 革靴にカラフルな紐は合わないものの、カジュアルなスニーカーなら話は別でしょう。 お気に入りの一足にまったく違う表情を与えられます。新しい靴を購入したようなワクワクと、履き慣れた安心感を同時に手に入れられるでしょう。 締め付け感を変えたいとき、解けにくくしたいとき 靴の締め付け感は紐の結び方や、種類によっても変えられます。また解けにくさも紐によって大きく変わるものです。 靴を扱う業者さんやOEMを考えている方の場合でも、どの靴紐を選ぶかで靴の履き心地は大きく変わるため、さまざまなものを購入して検討してみるとよいでしょう。...
靴紐を購入するメリットとは?靴紐が売っている場所を紹介
靴を購入することはあるものの靴紐だけを購入することは少なく、どこで売っているのか案外わからないものかもしれません。 ファッションアイテムのひとつとして購入したい方はもちろん、靴を制作している業者さんなどの中には大量に購入したいという方もいるでしょう。 この記事では靴紐の購入方法や、靴紐に関する知っておくと役立つ知識をご紹介します。 靴紐が売っている場所とは? そもそも靴紐だけを売っている場所があるのかと思うかもしれませんが、意外と売っているものです。まずは靴紐が売っているお店について、ご紹介します。 靴専門店 品揃えが豊富で商品知識に長けていることから、実物を見ながら相談・質問しながら購入できるので、安心できるでしょう。 大手チェーン店であると近くの店舗も検索しやすいので、まずは確認してみてください。 お店にもよりますが、業者さんなどの大量購入も可能です。 ショッピングモールや百貨店の靴売り場 靴専門店でなくとも、ショッピングモールなどに入っている靴屋でも売っています。 大規模な施設であるなら、大手チェーン店が入っていることも多いでしょう。 買い物ついでに他のファッションアイテムも揃えられるので、それらと合わせた買い物もよいでしょう。 靴修理専門店 店舗数は多くないものの、靴修理店でも購入できます。 修理屋なので、量り売りのように売ってくれることもあるでしょう。とくに革靴の紐では、頼りになります。 大手通販サイト 実店舗が近所にない場合は、通販サイトを利用してください。多種多様な靴紐を見つけられるでしょう。 またOEMを考えている方や、靴紐を大量に扱う業者さんなどは、大手通販サイトであれば大量にさまざまな種類のものが購入可能です。 靴紐を複数持つべき理由 切れてしまって仕方なく買う以外にも、靴紐を購入するメリットがあります。 次は切れてしまった以外に、靴紐を購入すべき理由についてご紹介しましょう。 靴の表情を少し変えたいとき たとえば結婚披露宴とその二次会が考えられます。靴紐の色を少し変える事で靴の表情が変わり、同じ靴でもカジュアル寄りにできるでしょう。 靴の表情をガラリと変えたいとき 革靴にカラフルな紐は合わないものの、カジュアルなスニーカーなら話は別でしょう。 お気に入りの一足にまったく違う表情を与えられます。新しい靴を購入したようなワクワクと、履き慣れた安心感を同時に手に入れられるでしょう。 締め付け感を変えたいとき、解けにくくしたいとき 靴の締め付け感は紐の結び方や、種類によっても変えられます。また解けにくさも紐によって大きく変わるものです。 靴を扱う業者さんやOEMを考えている方の場合でも、どの靴紐を選ぶかで靴の履き心地は大きく変わるため、さまざまなものを購入して検討してみるとよいでしょう。...
靴紐のおしゃれな通し方とは?スニーカー、革靴それぞれご紹介!
靴紐はスニーカーや革靴などおしゃれなアクセントにもなる大切なアイテムです。 靴紐の結び方や雰囲気を変えるだけで、毎日履く靴が楽しいものへとなるでしょう。 今回は、靴紐のおしゃれな通し方を、スニーカーと革靴の2種類に分けて詳しくご紹介していきます。 シンプルなものから個性的なものまで、足元を彩る通し方やアイデアを解説して行きましょう。ぜひ参考にしてみてください。 靴紐のおしゃれな通し方:スニーカー編 まず、スニーカーのおしゃれな靴紐の通し方の中でも、人気のものを挙げて行きましょう。 コツを掴めば、簡単にできるものばかりですので、その時のTPOに合わせて挑戦してみて下さい。 オーバーラップ・アンダーラップ オーバーラップとアンダーラップは、最もスニーカーで定番の靴紐の通し方です。 この2つは似ており、オーバーラップは外側から内側へと靴紐を左右順番に通していきます。 そしてアンダーラップは内側から外側へ通していくやり方です。 オーバーラップは締めづらさはあるものの緩みにくく、アンダーラップは締めやすくいですが緩みやすいという特徴があります。 クロス結び 出来上がりは大体3つのクロスが出来上がるのがクロス結びです。 やり方は、ひとつのクロスを作り、縦に通してからまたクロスを作っていきます。 個性的ながらもシンプルでおしゃれなデザインになるでしょう。 センター結び 真ん中に大きく蝶々結びがくるように靴紐を通す方法です。 インパクトがあって、女性や子どものスニーカーにも最適な通し方といえるでしょう。 やり方は意外と簡単で、左右それぞれの靴紐の先端を縦の対角線上から通し(右側がつま先側の穴なら、左はトップの左側の穴)、真ん中にくるまでジグザグとそれぞれ通していくだけです。最後に蝶々結びをすると真ん中にちょうど花が咲いたような雰囲気に仕上がります。 靴紐のおしゃれな通し方:革靴編 次に、フォーマルやビジネスにも活躍する、革靴におけるおしゃれな靴紐の通し方をご紹介していきましょう。スニーカーとはまた違った雰囲気の革靴の紐の通し方を楽しんでくださいね。 シングル 革靴の最も基本的ながら美しい靴紐の通し方が、シングルです。 靴紐が平行に並ぶので、シンプルで素朴ながらも、均衡がとれ革靴に最も映える靴紐の通し方でしょう。 やり方は、右か左かを結ぶときの長さ分だけ短くし、トップの穴に通しておきます。 長めの片方の靴紐は、つま先側の穴に通しましょう。そして長めの靴紐を平行にトップに向かって通していきます。すぐにでもできる基本の形だといえます。 ハッシュ ファッション性が高く、おしゃれ度の高い靴紐の通し方が、ハッシュです。 ハッシュは、難しそうに見えるほど技術度が高く見えるのも特徴ですが、コツを抑えると簡単にできます。...
靴紐のおしゃれな通し方とは?スニーカー、革靴それぞれご紹介!
靴紐はスニーカーや革靴などおしゃれなアクセントにもなる大切なアイテムです。 靴紐の結び方や雰囲気を変えるだけで、毎日履く靴が楽しいものへとなるでしょう。 今回は、靴紐のおしゃれな通し方を、スニーカーと革靴の2種類に分けて詳しくご紹介していきます。 シンプルなものから個性的なものまで、足元を彩る通し方やアイデアを解説して行きましょう。ぜひ参考にしてみてください。 靴紐のおしゃれな通し方:スニーカー編 まず、スニーカーのおしゃれな靴紐の通し方の中でも、人気のものを挙げて行きましょう。 コツを掴めば、簡単にできるものばかりですので、その時のTPOに合わせて挑戦してみて下さい。 オーバーラップ・アンダーラップ オーバーラップとアンダーラップは、最もスニーカーで定番の靴紐の通し方です。 この2つは似ており、オーバーラップは外側から内側へと靴紐を左右順番に通していきます。 そしてアンダーラップは内側から外側へ通していくやり方です。 オーバーラップは締めづらさはあるものの緩みにくく、アンダーラップは締めやすくいですが緩みやすいという特徴があります。 クロス結び 出来上がりは大体3つのクロスが出来上がるのがクロス結びです。 やり方は、ひとつのクロスを作り、縦に通してからまたクロスを作っていきます。 個性的ながらもシンプルでおしゃれなデザインになるでしょう。 センター結び 真ん中に大きく蝶々結びがくるように靴紐を通す方法です。 インパクトがあって、女性や子どものスニーカーにも最適な通し方といえるでしょう。 やり方は意外と簡単で、左右それぞれの靴紐の先端を縦の対角線上から通し(右側がつま先側の穴なら、左はトップの左側の穴)、真ん中にくるまでジグザグとそれぞれ通していくだけです。最後に蝶々結びをすると真ん中にちょうど花が咲いたような雰囲気に仕上がります。 靴紐のおしゃれな通し方:革靴編 次に、フォーマルやビジネスにも活躍する、革靴におけるおしゃれな靴紐の通し方をご紹介していきましょう。スニーカーとはまた違った雰囲気の革靴の紐の通し方を楽しんでくださいね。 シングル 革靴の最も基本的ながら美しい靴紐の通し方が、シングルです。 靴紐が平行に並ぶので、シンプルで素朴ながらも、均衡がとれ革靴に最も映える靴紐の通し方でしょう。 やり方は、右か左かを結ぶときの長さ分だけ短くし、トップの穴に通しておきます。 長めの片方の靴紐は、つま先側の穴に通しましょう。そして長めの靴紐を平行にトップに向かって通していきます。すぐにでもできる基本の形だといえます。 ハッシュ ファッション性が高く、おしゃれ度の高い靴紐の通し方が、ハッシュです。 ハッシュは、難しそうに見えるほど技術度が高く見えるのも特徴ですが、コツを抑えると簡単にできます。...
着回し度抜群マウンテンパーカー!おすすめコーデとウエストの絞りで得られる効果とは
マウンテンパーカーは、その名の通り、温度の変わりやすい山で着用するためのフード付きアウターです。 防水性や防風性にとくに優れていて、薄手のため、コンパクトに折りたためるのが特徴です。 とても実用性の高いマウンテンパーカーですが、おしゃれアイテムとしても注目を集めています。 カジュアルで世代を選ばないデザインで、一着あればかなり重宝します。 今回はそんなマウンテンパーカーをオシャレに着こなす方法と、パーカーのウエストを絞る効果について解説します。 マウンテンパーカーをおしゃれに着こなす方法 マウンテンパーカーは、実はカジュアルやスポーティーだけでなく様々なテイストのファッションと相性がよく、メンズにもレディースもかなり需要のあるアイテムです。 今回はレディースに注目して、着こなし方の方法を挙げていきます。ぜひ参考にしてみてください。 上品なアイテムと合わせる 上品なアイテムと相性のいいマウンテンパーカーは、通勤時のカジュアルなオンのスタイルにも活躍します。 例えば、フェミニンなロングフレアースカート、プリーツスカート、花柄の大胆なロングスカートなどのボトムスを主役にしたコーデにぴったりです。 スッキリシルエットのニットワンピースにスポーティーなアイテムのマウンテンパーカーを羽織るのもおすすめです。 上品な細身のパンツとニットの組み合わせに、スポーティー要素のパーカーを一点入れると適度な抜け感が出ます。 甘めのワンピースと合わせる 花柄や甘めのふんわりシルエットのワンピースは少しハードルが高い、というときも、とても使えるアイテムです。 ワンピースを、マウンテンパーカー一枚でカジュアルダウンすると、大人のコーディネートになります。 大きめのシルエットで袖をまくってバランスをとり、こなれ感を出すのがおすすめです。 カジュアルスタイルに合わせる デニムとマウンテンパーカーの相性は言わずもがなです。 さらにスニーカーを合わせると、鉄板ともいうべきカジュアルコーデの出来上がりです。 かなりカジュアルな印象なので、デニムをタイトなロングデニムスカートにすると少し大人コーデになります。 カジュアルながらも大人感を出したいのならこの他に、スニーカーをパンプスやバレエシューズに変えてみる、デコルテが出るトップスにする、白などの難易度の高いワントーンコーデにマウンテンパーカーをカラーアクセントにする、などを試してみて下さい。 ウエストの絞りによる効果って? マウンテンパーカーはウエスト部分が絞れるスタイルになっているのがおすすめです。 デザインするときにも、ウエストを絞れる方がさまざまな効果があり、需要が高い傾向にあります。 自社製品の制作を考えているという方は、以下のようなメリットを買った人に提供できるので、絞りが可能なものにするのがおすすめです。 あしなが効果 ウエストを絞ることで、ウエストの位置が強調され、あしなが効果を生み出します。 とくにロングのマウンテンパーカーは、ウエストの絞りがないと、だらしなく見えてしまうこともあります。 ビッグシルエットをコンパクトに...
着回し度抜群マウンテンパーカー!おすすめコーデとウエストの絞りで得られる効果とは
マウンテンパーカーは、その名の通り、温度の変わりやすい山で着用するためのフード付きアウターです。 防水性や防風性にとくに優れていて、薄手のため、コンパクトに折りたためるのが特徴です。 とても実用性の高いマウンテンパーカーですが、おしゃれアイテムとしても注目を集めています。 カジュアルで世代を選ばないデザインで、一着あればかなり重宝します。 今回はそんなマウンテンパーカーをオシャレに着こなす方法と、パーカーのウエストを絞る効果について解説します。 マウンテンパーカーをおしゃれに着こなす方法 マウンテンパーカーは、実はカジュアルやスポーティーだけでなく様々なテイストのファッションと相性がよく、メンズにもレディースもかなり需要のあるアイテムです。 今回はレディースに注目して、着こなし方の方法を挙げていきます。ぜひ参考にしてみてください。 上品なアイテムと合わせる 上品なアイテムと相性のいいマウンテンパーカーは、通勤時のカジュアルなオンのスタイルにも活躍します。 例えば、フェミニンなロングフレアースカート、プリーツスカート、花柄の大胆なロングスカートなどのボトムスを主役にしたコーデにぴったりです。 スッキリシルエットのニットワンピースにスポーティーなアイテムのマウンテンパーカーを羽織るのもおすすめです。 上品な細身のパンツとニットの組み合わせに、スポーティー要素のパーカーを一点入れると適度な抜け感が出ます。 甘めのワンピースと合わせる 花柄や甘めのふんわりシルエットのワンピースは少しハードルが高い、というときも、とても使えるアイテムです。 ワンピースを、マウンテンパーカー一枚でカジュアルダウンすると、大人のコーディネートになります。 大きめのシルエットで袖をまくってバランスをとり、こなれ感を出すのがおすすめです。 カジュアルスタイルに合わせる デニムとマウンテンパーカーの相性は言わずもがなです。 さらにスニーカーを合わせると、鉄板ともいうべきカジュアルコーデの出来上がりです。 かなりカジュアルな印象なので、デニムをタイトなロングデニムスカートにすると少し大人コーデになります。 カジュアルながらも大人感を出したいのならこの他に、スニーカーをパンプスやバレエシューズに変えてみる、デコルテが出るトップスにする、白などの難易度の高いワントーンコーデにマウンテンパーカーをカラーアクセントにする、などを試してみて下さい。 ウエストの絞りによる効果って? マウンテンパーカーはウエスト部分が絞れるスタイルになっているのがおすすめです。 デザインするときにも、ウエストを絞れる方がさまざまな効果があり、需要が高い傾向にあります。 自社製品の制作を考えているという方は、以下のようなメリットを買った人に提供できるので、絞りが可能なものにするのがおすすめです。 あしなが効果 ウエストを絞ることで、ウエストの位置が強調され、あしなが効果を生み出します。 とくにロングのマウンテンパーカーは、ウエストの絞りがないと、だらしなく見えてしまうこともあります。 ビッグシルエットをコンパクトに...
パーカーは紐で変わる!パーカーを大変身させる紐アレンジを紹介
パーカーは男女ともにカジュアルに着ることができる人気アイテムですが、パーカーの紐はどうされていますか? 食事やスポーツの邪魔になるから外す人もいますし、特に気にせずそのままの人もいると思います。 どちらにしても重要視されることのない紐ですが、これを結んだり、あるいは取り替えたりする事でパーカーの印象はガラリと変わります。 今回はそんなパーカーの紐アレンジについてご紹介します。 パーカー紐をアレンジして個性を出そう 新しいアイテムを買い揃えたり、組み合わせをいろいろと考えてみたりするのもオシャレの醍醐味です。 しかし面倒になることもありますしお金もかかってしまいますが、パーカー紐アレンジはとても手軽に楽しむことができます。 そこでパーカー紐アレンジのメリットをいくつかご紹介します。 誰でも簡単にイメージを変えられる 服を選ぶのは楽しいですが大変なことも多いです。 組み合わせに苦労することもあるでしょうしサイズを探すのも大変です。でも紐アレンジなら誰でも簡単にイメージチェンジできます。 同じパーカーでもまったく印象が変わるので、まるで新しい服を買ったような満足感が簡単に得られます。 すぐに変えられる。友達や恋人に提案もできる 結ぶだけですからコストパフォーマンスが最高です。 気が変わったらその場で結び方を変えることもできます。友達の紐を結んで提案してあげるのも良いでしょう。 コスパが良い 新しいアイテムを買うのは金銭的に辛いものですが、紐でしたら比較的容易です。 紐は基本的に胸元にあって目立つので、低コストで大きく印象を変えることができます。 パーカーはカジュアルに着ることができますが個性を出しにくいアイテムですから、ここを強調できれば一気に個性的なイメージアップができます。 場所を取らない 紐ですからタンスやクローゼットを圧迫しません。 気に入った紐があったら置き場所を気にせず買うことができます。その気になれば複数本を持ち歩いて出先で取り替えることもできます。 プレゼントしやすい 服をプレゼントするとき相手のサイズがわからなくて困ることがありますが、紐なら問題ありません。 恋人にプレゼントすれば、パーカーは違ってもペアルック風にすることもできます。 結び方の紹介 ファッションで結ぶといっても他の用途で用いる結び方と基本的に同じなので、身構える必要はありません。代表的な結び方をいくつかご紹介します。 蝶結び 基本かつ王道の結び方です。短い紐だと難しいかもしれませんが出発点になる結び方ですから、まずは蝶結びを試してみてください。 本結び...
パーカーは紐で変わる!パーカーを大変身させる紐アレンジを紹介
パーカーは男女ともにカジュアルに着ることができる人気アイテムですが、パーカーの紐はどうされていますか? 食事やスポーツの邪魔になるから外す人もいますし、特に気にせずそのままの人もいると思います。 どちらにしても重要視されることのない紐ですが、これを結んだり、あるいは取り替えたりする事でパーカーの印象はガラリと変わります。 今回はそんなパーカーの紐アレンジについてご紹介します。 パーカー紐をアレンジして個性を出そう 新しいアイテムを買い揃えたり、組み合わせをいろいろと考えてみたりするのもオシャレの醍醐味です。 しかし面倒になることもありますしお金もかかってしまいますが、パーカー紐アレンジはとても手軽に楽しむことができます。 そこでパーカー紐アレンジのメリットをいくつかご紹介します。 誰でも簡単にイメージを変えられる 服を選ぶのは楽しいですが大変なことも多いです。 組み合わせに苦労することもあるでしょうしサイズを探すのも大変です。でも紐アレンジなら誰でも簡単にイメージチェンジできます。 同じパーカーでもまったく印象が変わるので、まるで新しい服を買ったような満足感が簡単に得られます。 すぐに変えられる。友達や恋人に提案もできる 結ぶだけですからコストパフォーマンスが最高です。 気が変わったらその場で結び方を変えることもできます。友達の紐を結んで提案してあげるのも良いでしょう。 コスパが良い 新しいアイテムを買うのは金銭的に辛いものですが、紐でしたら比較的容易です。 紐は基本的に胸元にあって目立つので、低コストで大きく印象を変えることができます。 パーカーはカジュアルに着ることができますが個性を出しにくいアイテムですから、ここを強調できれば一気に個性的なイメージアップができます。 場所を取らない 紐ですからタンスやクローゼットを圧迫しません。 気に入った紐があったら置き場所を気にせず買うことができます。その気になれば複数本を持ち歩いて出先で取り替えることもできます。 プレゼントしやすい 服をプレゼントするとき相手のサイズがわからなくて困ることがありますが、紐なら問題ありません。 恋人にプレゼントすれば、パーカーは違ってもペアルック風にすることもできます。 結び方の紹介 ファッションで結ぶといっても他の用途で用いる結び方と基本的に同じなので、身構える必要はありません。代表的な結び方をいくつかご紹介します。 蝶結び 基本かつ王道の結び方です。短い紐だと難しいかもしれませんが出発点になる結び方ですから、まずは蝶結びを試してみてください。 本結び...
パップテントの前幕を自作して快適空間に!テントのおしゃれアイデアも紹介
ソロキャンパーに人気のパップテントは、手軽でコンパクトなため設営しやすいのが特徴です。 コンパクトでシンプルだからこそ居住空間を広く、快適にするために前幕を付ける人が増えています。 ただ前幕は人気でなかなか買えないため、自作して個性を出す人も増えているのです。 今回はパップテントの前幕を自作する方法や、アイデアについてご紹介しましょう。 パップテントの前幕の自作方法 パップテントの前幕を自作する方法について、簡単に見ていきましょう。 生地を選ぶ お持ちのパップテントと同じ生地でも、あえて違う生地を選んでもどちらでもよいでしょう。 また色もまったく同じ色を選んでもよいものの、あえて違う色や素材を選んでツートンカラーにすると、さらに個性的になります。 市販のものだとテントと同じ色になってしまうものの、個性が出せるのは自作ならではといえるでしょう。生地の素材は、以下の4種類があります。 ・ ポリエステル:軽量で防水性に優れているものの火に弱い ・ コットン:耐熱性と防水性に優れているが重さはある ・ ナイロン:ポリエステルよりさらに軽いもののポリエステルと同じく火に弱い ・ ポリコットン:耐水性も耐熱性も優れているが若干重い それぞれに特徴があることから、ご自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶのがよいでしょう。 設計図を作って生地を切る ご自身が持っているパップテントの高さや横幅、テントポールの長さを測って設計図を作ります。 適当に作ると、思ったより生地が足りない事態も起きてしまうので、設計図はしっかり作りましょう。 もし市販の前幕を別に持っていたら、市販のものを参考にしてもよいでしょう。 設計図ができたら、設計図より少し大きめに縫い代を取って生地を切ります。 なお前幕をテントにファスナーでつける方は、テントの縫い目をほどきましょう。 ミシンで縫う コットンのような厚い生地の場合、家庭用ミシンでは縫えないこともあるので注意しましょう。 ファスナーを付ける方は、テント本体と前幕にファスナーを縫い付けます。 紐で留める方はすべて縫い終わってから、紐を通す用ための穴をあけ、ハトメをつけましょう。...
パップテントの前幕を自作して快適空間に!テントのおしゃれアイデアも紹介
ソロキャンパーに人気のパップテントは、手軽でコンパクトなため設営しやすいのが特徴です。 コンパクトでシンプルだからこそ居住空間を広く、快適にするために前幕を付ける人が増えています。 ただ前幕は人気でなかなか買えないため、自作して個性を出す人も増えているのです。 今回はパップテントの前幕を自作する方法や、アイデアについてご紹介しましょう。 パップテントの前幕の自作方法 パップテントの前幕を自作する方法について、簡単に見ていきましょう。 生地を選ぶ お持ちのパップテントと同じ生地でも、あえて違う生地を選んでもどちらでもよいでしょう。 また色もまったく同じ色を選んでもよいものの、あえて違う色や素材を選んでツートンカラーにすると、さらに個性的になります。 市販のものだとテントと同じ色になってしまうものの、個性が出せるのは自作ならではといえるでしょう。生地の素材は、以下の4種類があります。 ・ ポリエステル:軽量で防水性に優れているものの火に弱い ・ コットン:耐熱性と防水性に優れているが重さはある ・ ナイロン:ポリエステルよりさらに軽いもののポリエステルと同じく火に弱い ・ ポリコットン:耐水性も耐熱性も優れているが若干重い それぞれに特徴があることから、ご自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶのがよいでしょう。 設計図を作って生地を切る ご自身が持っているパップテントの高さや横幅、テントポールの長さを測って設計図を作ります。 適当に作ると、思ったより生地が足りない事態も起きてしまうので、設計図はしっかり作りましょう。 もし市販の前幕を別に持っていたら、市販のものを参考にしてもよいでしょう。 設計図ができたら、設計図より少し大きめに縫い代を取って生地を切ります。 なお前幕をテントにファスナーでつける方は、テントの縫い目をほどきましょう。 ミシンで縫う コットンのような厚い生地の場合、家庭用ミシンでは縫えないこともあるので注意しましょう。 ファスナーを付ける方は、テント本体と前幕にファスナーを縫い付けます。 紐で留める方はすべて縫い終わってから、紐を通す用ための穴をあけ、ハトメをつけましょう。...
スーツに紐の無い革靴はNG!靴紐のおしゃれを楽しんでみよう!
ビジネスシーンにおけるファッションは、自分が気に入るかどうかよりも相手に失礼がない服装かどうかが重要です。 しかし、足元に関するビジネスマンとしてのマナーを教えてもらう機会はないものです。またスーツスタイルでも、唯一自分の個性を出しておしゃれを楽しめるのが靴紐ではないでしょうか。 マナーを守りつつ、さりげない靴紐のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。 ビジネスシーンでスーツに合わせる革靴は、紐がついたものが正解! スーツを着た際の足元はスニーカーNGだというのは常識かもしれませんが、革靴なら何でもいいというのも間違いです。では、どのような革靴が正解なのでしょうか。 スーツにOKな革靴は? スーツの足元は、紐の付いた革靴が正解です。 具体的には、つま先に一文字の切り替えの入った「ストレートチップ」やW文字の切り替えの入った「ウイングチップ」がスーツに合う紐靴です。唯一、紐ではなくベルトと金属のバックルで締まり具合を調節する「モンクストラップ」だけは、紐がなくてもスーツに合わせてもよい靴だと言われています。 靴の色は、黒系か茶系(ブラウンやダークブラウン)です。少し冒険するなら、冠婚葬祭には向きませんがブラウンにややボルドーが加わったようなバーガンティ-の革靴も許容範囲でしょう。 スーツにNGな革靴は? 紐のないスリップオンタイプの革靴は、基本的にはスーツにはNGです。 なぜなら、紐がない靴というのは着脱のしやすさが優先されているためです。そのため、ビジネスシーンにおいてはワーキングシューズの扱いになってしまいます。 ローファーは学生のイメージが強いので、やはりビジネスシーン向けではありません。 スウェードなど革以外の素材やブーツ、つま先が極端に尖った靴もNGです。 靴紐の種類 一口に靴紐といってもさまざまな種類があります。革靴は、大抵同系色の靴紐が結ばれているかと思いますが、せっかくなので「形状」や「素材」、「加工の種類」や「太さ」にこだわった靴紐に付け替えてみてはいかがでしょうか。 靴紐の形状 靴紐には、断面が丸い「丸紐」と断面が平らでつぶれた「平紐」、そしてニットのように編み込んで作られた「編み紐」があります。 スーツに合わせるならフォーマルでドレッシーな雰囲気をもつ「丸紐」がベストでしょう。 「平紐」はベーシックな雰囲気ですが、太すぎるとカジュアルになってしまいます。 「編み紐」は収縮性があるので結んだ時のフィット感に優れています。 靴紐の素材 靴紐の素材もさまざまな種類があります。素材によって丈夫さやフィット感、見た目の印象が異なります。 最も種類が豊富に販売されているのが「綿製」です。リーズナブルな価格も魅力です。 「レーヨン(人絹)性」なら耐久性がありつつ光沢が高級感も演出してくれるので、ビジネスシューズにぴったりです。 丈夫で切れにくく、結んだ時にほどけにくいのは「ポリエステル製」の靴紐です。 最近では「シリコン製」のものも売られています。 シリコン製のバーをシューホールに渡して装着するもので、着脱のたびに靴紐をほどいたり結んだりしなくていいので便利です。 ただし便利さを追求したアイテムはおしゃれからかけ離れてしまうのも事実でしょう。 靴紐の加工の種類...
スーツに紐の無い革靴はNG!靴紐のおしゃれを楽しんでみよう!
ビジネスシーンにおけるファッションは、自分が気に入るかどうかよりも相手に失礼がない服装かどうかが重要です。 しかし、足元に関するビジネスマンとしてのマナーを教えてもらう機会はないものです。またスーツスタイルでも、唯一自分の個性を出しておしゃれを楽しめるのが靴紐ではないでしょうか。 マナーを守りつつ、さりげない靴紐のおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。 ビジネスシーンでスーツに合わせる革靴は、紐がついたものが正解! スーツを着た際の足元はスニーカーNGだというのは常識かもしれませんが、革靴なら何でもいいというのも間違いです。では、どのような革靴が正解なのでしょうか。 スーツにOKな革靴は? スーツの足元は、紐の付いた革靴が正解です。 具体的には、つま先に一文字の切り替えの入った「ストレートチップ」やW文字の切り替えの入った「ウイングチップ」がスーツに合う紐靴です。唯一、紐ではなくベルトと金属のバックルで締まり具合を調節する「モンクストラップ」だけは、紐がなくてもスーツに合わせてもよい靴だと言われています。 靴の色は、黒系か茶系(ブラウンやダークブラウン)です。少し冒険するなら、冠婚葬祭には向きませんがブラウンにややボルドーが加わったようなバーガンティ-の革靴も許容範囲でしょう。 スーツにNGな革靴は? 紐のないスリップオンタイプの革靴は、基本的にはスーツにはNGです。 なぜなら、紐がない靴というのは着脱のしやすさが優先されているためです。そのため、ビジネスシーンにおいてはワーキングシューズの扱いになってしまいます。 ローファーは学生のイメージが強いので、やはりビジネスシーン向けではありません。 スウェードなど革以外の素材やブーツ、つま先が極端に尖った靴もNGです。 靴紐の種類 一口に靴紐といってもさまざまな種類があります。革靴は、大抵同系色の靴紐が結ばれているかと思いますが、せっかくなので「形状」や「素材」、「加工の種類」や「太さ」にこだわった靴紐に付け替えてみてはいかがでしょうか。 靴紐の形状 靴紐には、断面が丸い「丸紐」と断面が平らでつぶれた「平紐」、そしてニットのように編み込んで作られた「編み紐」があります。 スーツに合わせるならフォーマルでドレッシーな雰囲気をもつ「丸紐」がベストでしょう。 「平紐」はベーシックな雰囲気ですが、太すぎるとカジュアルになってしまいます。 「編み紐」は収縮性があるので結んだ時のフィット感に優れています。 靴紐の素材 靴紐の素材もさまざまな種類があります。素材によって丈夫さやフィット感、見た目の印象が異なります。 最も種類が豊富に販売されているのが「綿製」です。リーズナブルな価格も魅力です。 「レーヨン(人絹)性」なら耐久性がありつつ光沢が高級感も演出してくれるので、ビジネスシューズにぴったりです。 丈夫で切れにくく、結んだ時にほどけにくいのは「ポリエステル製」の靴紐です。 最近では「シリコン製」のものも売られています。 シリコン製のバーをシューホールに渡して装着するもので、着脱のたびに靴紐をほどいたり結んだりしなくていいので便利です。 ただし便利さを追求したアイテムはおしゃれからかけ離れてしまうのも事実でしょう。 靴紐の加工の種類...
ガイロープの使い方とは?基礎知識や選び方までくわしく解説!
キャンプアイテムとしてよく耳にするもののひとつに、ガイロープというものがあります。 ガイロープはテントやタープを使用する際には欠かせないものです。キャンプを安全に使用するためのガイロープには、デザイン性も豊富でファッション性も豊かなものです。 今回はそういったガイロープの使い方や基礎知識、選び方に至るまでくわしく解説していきましょう。 ガイロープについて まずガイロープとはどのようなものなのか、というところから解説していきます。素材や材質にも注目していきましょう。 そもそもガイロープとは? ガイロープは、テントロープやパラロープなどの呼び方もある、アウトドアで欠かせないロープの呼称です。主にテントやタープ、陣幕などの設営に使用します。 テントなどには標準装備のロープは付属しているものの、より安全に強度に張るためにもガイロープを別で持っておくのがおすすめです。 メーカーによっても太さや強度・材質が異なるため自分で見極め常備しておきましょう。 材質は? ガイロープの材質としては、ポリエステルやナイロンなどが主流といえます。長所はポリエステルの場合耐水性があり、摩擦や紫外線に強いという点があります。 またナイロンは、伸縮性があり、強度が高く表面が滑らかです。 他にも軽量で耐水性のあるポリプロピレンは、紫外線による劣化には注意が必要ですが手頃で消耗品として人気があります。 メーカーによって材質はさまざまなので、目的によって使い分けるのがよいでしょう。 たとえば雨が降りそうな時期や雨キャンプなどでは、耐水性があるポリエステルやポリプロピレンが最適です。 反面、大きめのテントを張る時や強度が欲しい時には、ナイロンがよいでしょう。 ガイロープの有効な使い方 次にガイロープの使い方についてくわしく挙げていきます。ガイロープを正しく使うことで、本来の機能を生かすことができるので参考にしてみてください。 使う長さや太さの調整を事前にしておく ガイロープはテントやタープに合わせて使う長さをあらかじめカットしておきましょう。 カットした先は、繊維がほつれやすいので、ライターなどの火で炙り処理すると丈夫な切り口になります。 これらの作業は、キャンプ当日にその場でしているとかなりの時間を使ってしまうので、事前に準備しておくことを忘れずに行っておきましょう。 カラビナや自在金具は必須 カラビナはテントやタープの端にループがある場合には装着しておくのがおすすめです。 ガイロープを結んだりほどいたりの手間が省かれ、撤収時に楽に取り外しができるでしょう。 また自在金具は、ガイロープが風などで緩みやすくなるのを防止し、ガイロープのテンション調整を助ける役目をします。 自在金具はさまざまな種類があるので、自分のテントやタープにあった大きさで、ガイロープの太さにあうものを選ぶとよいでしょう。 テントやタープに結ぶ 事前準備をしっかりとし安全確認をした上で、ガイロープをキャンプ設営時に結びつけて張り、使用します。 カラビナなどで装着するほか、ペグに直接結びつける際には、「もやい結び」や「本結び」が最適です。...
ガイロープの使い方とは?基礎知識や選び方までくわしく解説!
キャンプアイテムとしてよく耳にするもののひとつに、ガイロープというものがあります。 ガイロープはテントやタープを使用する際には欠かせないものです。キャンプを安全に使用するためのガイロープには、デザイン性も豊富でファッション性も豊かなものです。 今回はそういったガイロープの使い方や基礎知識、選び方に至るまでくわしく解説していきましょう。 ガイロープについて まずガイロープとはどのようなものなのか、というところから解説していきます。素材や材質にも注目していきましょう。 そもそもガイロープとは? ガイロープは、テントロープやパラロープなどの呼び方もある、アウトドアで欠かせないロープの呼称です。主にテントやタープ、陣幕などの設営に使用します。 テントなどには標準装備のロープは付属しているものの、より安全に強度に張るためにもガイロープを別で持っておくのがおすすめです。 メーカーによっても太さや強度・材質が異なるため自分で見極め常備しておきましょう。 材質は? ガイロープの材質としては、ポリエステルやナイロンなどが主流といえます。長所はポリエステルの場合耐水性があり、摩擦や紫外線に強いという点があります。 またナイロンは、伸縮性があり、強度が高く表面が滑らかです。 他にも軽量で耐水性のあるポリプロピレンは、紫外線による劣化には注意が必要ですが手頃で消耗品として人気があります。 メーカーによって材質はさまざまなので、目的によって使い分けるのがよいでしょう。 たとえば雨が降りそうな時期や雨キャンプなどでは、耐水性があるポリエステルやポリプロピレンが最適です。 反面、大きめのテントを張る時や強度が欲しい時には、ナイロンがよいでしょう。 ガイロープの有効な使い方 次にガイロープの使い方についてくわしく挙げていきます。ガイロープを正しく使うことで、本来の機能を生かすことができるので参考にしてみてください。 使う長さや太さの調整を事前にしておく ガイロープはテントやタープに合わせて使う長さをあらかじめカットしておきましょう。 カットした先は、繊維がほつれやすいので、ライターなどの火で炙り処理すると丈夫な切り口になります。 これらの作業は、キャンプ当日にその場でしているとかなりの時間を使ってしまうので、事前に準備しておくことを忘れずに行っておきましょう。 カラビナや自在金具は必須 カラビナはテントやタープの端にループがある場合には装着しておくのがおすすめです。 ガイロープを結んだりほどいたりの手間が省かれ、撤収時に楽に取り外しができるでしょう。 また自在金具は、ガイロープが風などで緩みやすくなるのを防止し、ガイロープのテンション調整を助ける役目をします。 自在金具はさまざまな種類があるので、自分のテントやタープにあった大きさで、ガイロープの太さにあうものを選ぶとよいでしょう。 テントやタープに結ぶ 事前準備をしっかりとし安全確認をした上で、ガイロープをキャンプ設営時に結びつけて張り、使用します。 カラビナなどで装着するほか、ペグに直接結びつける際には、「もやい結び」や「本結び」が最適です。...
OEM・ODM などアパレル製品に活用される事例をくわしく解説!
アパレル関連の業種やインターネットでのネットショップを考えている人など、検索でよく目にするのが、OEM・ODMという用語ではないでしょうか。 OEM・ODMは、簡単にいうと生産の種類です。生活の中で身近なものに多く使用されているものです。そしてアパレル業界においてOEM・ODMは活用されています。 今回は、そういったOEM・ODM生産のアパレル業界における事例や、基礎をくわしくご紹介していきましょう。 またOEMとODMの違いについてもわかりやすく解説します。 OEM・ODMとは そもそもOEMやODMとはどのような用語なのでしょうか。 基本的な概要と、OEMとODMの違いについても解説していきましょう。 アパレルにおける OEMについて OEM(original equipment manufacturer) は、アパレルブランド側(委託者)が、商品製造を業者に委託生産することを指します。 企画からデザイン、生地などの選定などは委託者が行い、生産だけを外注するというかたちです。 OEMは、アパレル業界だけでなく、実際には自動車や食品、家電業界などでも幅広く取り入れられている生産方法のひとつです。 アパレル業界のOEMでは、靴紐やゴム、小物パーツなどの細かい部分パーツのOEM生産も一般的です。 人材の数や、製造施設を持たない会社などでも商品を量産することができる有効な生産方法といえるでしょう。 弊社の場合は、ひもやゴムを企画、デザイン、生産するOEM製造業になります。 アパレルにおける ODMについて ODM(Original design manufacturing) は、委託会社が、企画からデザインを提案しアパレルブランド側に了承を得たのちに、委託会社が量産・生産することを指します。 アパレルブランド側からブランドのタグが支給され、商品に縫製したのちに納品するという仕組みです。 OEM・ODMの違いって?...
OEM・ODM などアパレル製品に活用される事例をくわしく解説!
アパレル関連の業種やインターネットでのネットショップを考えている人など、検索でよく目にするのが、OEM・ODMという用語ではないでしょうか。 OEM・ODMは、簡単にいうと生産の種類です。生活の中で身近なものに多く使用されているものです。そしてアパレル業界においてOEM・ODMは活用されています。 今回は、そういったOEM・ODM生産のアパレル業界における事例や、基礎をくわしくご紹介していきましょう。 またOEMとODMの違いについてもわかりやすく解説します。 OEM・ODMとは そもそもOEMやODMとはどのような用語なのでしょうか。 基本的な概要と、OEMとODMの違いについても解説していきましょう。 アパレルにおける OEMについて OEM(original equipment manufacturer) は、アパレルブランド側(委託者)が、商品製造を業者に委託生産することを指します。 企画からデザイン、生地などの選定などは委託者が行い、生産だけを外注するというかたちです。 OEMは、アパレル業界だけでなく、実際には自動車や食品、家電業界などでも幅広く取り入れられている生産方法のひとつです。 アパレル業界のOEMでは、靴紐やゴム、小物パーツなどの細かい部分パーツのOEM生産も一般的です。 人材の数や、製造施設を持たない会社などでも商品を量産することができる有効な生産方法といえるでしょう。 弊社の場合は、ひもやゴムを企画、デザイン、生産するOEM製造業になります。 アパレルにおける ODMについて ODM(Original design manufacturing) は、委託会社が、企画からデザインを提案しアパレルブランド側に了承を得たのちに、委託会社が量産・生産することを指します。 アパレルブランド側からブランドのタグが支給され、商品に縫製したのちに納品するという仕組みです。 OEM・ODMの違いって?...
裁縫・手芸に役立つ!ゴムの縫い付け方の違いと種類を解説!
裁縫や手芸に使われるゴムは、種類やサイズがたくさんあってどれを選べばよいか悩んでしまうこともあるでしょう。 大きく分けて2種類ありますが、それぞれ縫い付け方にも違いがあるのをご存じでしょうか。 今回は、ゴムの種類と用途、サイズの違いや縫い付け方などについて解説します。 1.裁縫・手芸に使うゴムの種類 裁縫、手芸で使うゴムには丸ゴムと平ゴムの2種類があります。 丸ゴムは断面が丸い形状をしています。ゴム糸を中心にして、その周りを糸で覆ったものです。一般的によく売られているサイズは約1.2~4.5㎜あたりです。 平ゴムは断面が平らな形状をしています。サイズは約2~300㎜ほどと幅広く、種類はコールゴム・織ゴム・編みゴムの3つがあります。 1‐1.コールゴム コールゴムは、製紐機でゴム糸を並べ、ループ状に組み上げて作ります。 サイズが「㎜」ではなく「コール」で表記され、例えば4コールだと4本のゴム糸で製造されたという意味です。 ゴム幅は約2~20㎜と平ゴムのなかでも幅が狭く、厚みが薄いのも特徴でしょう。 ゴムを見せる表使いではなく、ゴムを布で覆うインゴムとして使われることが多いコールゴムは、肌着やベビー服などに多く用いられるほか、ワンピースやブラウスのシャーリングゴムにもよく使用されます。 【30m巻】オペロンコールゴム 平ゴム コール織 硬さ:ソフト 【30m巻】ライクラカラーゴム / RC-1850 平ゴム コール織(6コール) 1‐2.織ゴム 織ゴムは、ニードル織機で糸のなかに横巻ゴムを入れ、織りあげて製造します。幅が約7~300㎜と豊富で、コールゴムや編みゴムに比べると厚いのが一般的です。 表使いにもインゴムにもでき、カジュアルウェアのウェストゴムや袖口・裾に、ストレッチテープとして使用されたりします。 また、手芸にもよく使われます。 【15m巻】オペロンコハク織ゴム /...
裁縫・手芸に役立つ!ゴムの縫い付け方の違いと種類を解説!
裁縫や手芸に使われるゴムは、種類やサイズがたくさんあってどれを選べばよいか悩んでしまうこともあるでしょう。 大きく分けて2種類ありますが、それぞれ縫い付け方にも違いがあるのをご存じでしょうか。 今回は、ゴムの種類と用途、サイズの違いや縫い付け方などについて解説します。 1.裁縫・手芸に使うゴムの種類 裁縫、手芸で使うゴムには丸ゴムと平ゴムの2種類があります。 丸ゴムは断面が丸い形状をしています。ゴム糸を中心にして、その周りを糸で覆ったものです。一般的によく売られているサイズは約1.2~4.5㎜あたりです。 平ゴムは断面が平らな形状をしています。サイズは約2~300㎜ほどと幅広く、種類はコールゴム・織ゴム・編みゴムの3つがあります。 1‐1.コールゴム コールゴムは、製紐機でゴム糸を並べ、ループ状に組み上げて作ります。 サイズが「㎜」ではなく「コール」で表記され、例えば4コールだと4本のゴム糸で製造されたという意味です。 ゴム幅は約2~20㎜と平ゴムのなかでも幅が狭く、厚みが薄いのも特徴でしょう。 ゴムを見せる表使いではなく、ゴムを布で覆うインゴムとして使われることが多いコールゴムは、肌着やベビー服などに多く用いられるほか、ワンピースやブラウスのシャーリングゴムにもよく使用されます。 【30m巻】オペロンコールゴム 平ゴム コール織 硬さ:ソフト 【30m巻】ライクラカラーゴム / RC-1850 平ゴム コール織(6コール) 1‐2.織ゴム 織ゴムは、ニードル織機で糸のなかに横巻ゴムを入れ、織りあげて製造します。幅が約7~300㎜と豊富で、コールゴムや編みゴムに比べると厚いのが一般的です。 表使いにもインゴムにもでき、カジュアルウェアのウェストゴムや袖口・裾に、ストレッチテープとして使用されたりします。 また、手芸にもよく使われます。 【15m巻】オペロンコハク織ゴム /...
靴紐の長さはどう決める?考慮する条件と長さの目安について解説
靴の中央にあり、靴の印象を左右するともいえる靴紐。靴を製造する場合に、重要なポイントの一つです。 靴紐の色や形状を決めることは、靴本体との調和を考えればイメージしやすいですが、その長さはどのように決めればいいかイメージしづらいかもしれません。 今回は、靴紐の長さを決めるために考慮するべき条件とおおよその目安について解説します。 ポイントが明確になれば、具体的に考えやすくなるものです。靴紐選びの参考にしてみてください。 1.靴紐は何のためにある? 靴紐を調節することで程よいフィット感が得られ、靴の履き心地が決まります。 適切に調節できるためには、ある程度の余裕が必要ですが、長すぎると結んだときに不格好になるため、程よい長さを決めなければなりません。 一般的に、結んでいない状態で15~20cm余っているくらいが良いとされています。 2.長さはどんな条件で決める? 靴紐の長さは、靴のデザインによって変わります。具体的には、主に以下の要素があります。 2-1.穴の数 靴紐を通す穴の数は、靴紐の長さを決める最も大きな要素です。靴紐を通す穴が多くなるほど、長い靴紐が必要になります。 ハイカットタイプのスニーカーや編み上げのブーツには、靴の空き部分を締めるためにも、意外なほど長い紐が必要です。 逆に、空き部分を締める必要性よりも、主にデザイン要素として靴紐を使う場合には短くなります。 穴は、シューレースホール、鳩目(ハトメ)、アイレットなどとも呼ばれます。 2-2.内羽根・外羽根 靴紐によって、穴のある左右の部分を締めたり緩めたりしますが、この左右の部分のことを「羽根」と呼びます。革靴には、羽根の付き方が2種類あります。 内羽根は、左右の羽根がぴったりくっついて、閉じている状態になります。足の甲の部分と一体化していたり、入り込んでいたりします。 上品で落ち着いた、クラシカルな印象を持つタイプです。靴紐の長さは外羽根のものに比べて、短くなります。 外羽根は、一般的なスニーカーのように左右の羽根が離れており、靴紐でつながっている状態です。 足の甲部分の上に羽根が乗り、くっついているような形です。内羽根に比べてカジュアルな印象で、一般に馴染みのあるタイプです。 2-3.結び方 基本の商品をどんな結び方にするかでも、必要な長さは変わってきます。 結び方のレパートリーは意外に多く、同じ靴でも結び方ひとつで印象が大きく変わります。 おしゃれな結び方を生かし、デザインの一部にすることも一案です。...
靴紐の長さはどう決める?考慮する条件と長さの目安について解説
靴の中央にあり、靴の印象を左右するともいえる靴紐。靴を製造する場合に、重要なポイントの一つです。 靴紐の色や形状を決めることは、靴本体との調和を考えればイメージしやすいですが、その長さはどのように決めればいいかイメージしづらいかもしれません。 今回は、靴紐の長さを決めるために考慮するべき条件とおおよその目安について解説します。 ポイントが明確になれば、具体的に考えやすくなるものです。靴紐選びの参考にしてみてください。 1.靴紐は何のためにある? 靴紐を調節することで程よいフィット感が得られ、靴の履き心地が決まります。 適切に調節できるためには、ある程度の余裕が必要ですが、長すぎると結んだときに不格好になるため、程よい長さを決めなければなりません。 一般的に、結んでいない状態で15~20cm余っているくらいが良いとされています。 2.長さはどんな条件で決める? 靴紐の長さは、靴のデザインによって変わります。具体的には、主に以下の要素があります。 2-1.穴の数 靴紐を通す穴の数は、靴紐の長さを決める最も大きな要素です。靴紐を通す穴が多くなるほど、長い靴紐が必要になります。 ハイカットタイプのスニーカーや編み上げのブーツには、靴の空き部分を締めるためにも、意外なほど長い紐が必要です。 逆に、空き部分を締める必要性よりも、主にデザイン要素として靴紐を使う場合には短くなります。 穴は、シューレースホール、鳩目(ハトメ)、アイレットなどとも呼ばれます。 2-2.内羽根・外羽根 靴紐によって、穴のある左右の部分を締めたり緩めたりしますが、この左右の部分のことを「羽根」と呼びます。革靴には、羽根の付き方が2種類あります。 内羽根は、左右の羽根がぴったりくっついて、閉じている状態になります。足の甲の部分と一体化していたり、入り込んでいたりします。 上品で落ち着いた、クラシカルな印象を持つタイプです。靴紐の長さは外羽根のものに比べて、短くなります。 外羽根は、一般的なスニーカーのように左右の羽根が離れており、靴紐でつながっている状態です。 足の甲部分の上に羽根が乗り、くっついているような形です。内羽根に比べてカジュアルな印象で、一般に馴染みのあるタイプです。 2-3.結び方 基本の商品をどんな結び方にするかでも、必要な長さは変わってきます。 結び方のレパートリーは意外に多く、同じ靴でも結び方ひとつで印象が大きく変わります。 おしゃれな結び方を生かし、デザインの一部にすることも一案です。...
染色はどのうようにして行われるのか~手法や繊維との相性
染色とはアパレル資材全般に用いられる手法で、生地やテープや紐に着色したいときに行われます。他にも、繊維の元となる糸やボタン、革なども染色することで色を付けます。染色するのに使われる染料や様々な手法があり、染色する対象に適した方法にて行われます。これから染色の手法、染料の種類、どのようなものがその方法に適しているかなどを解説していきたいと思います。 染料の種類 直接染料・・・主にセルロース繊維を染色するのに用いられる染料で、染料を水に溶かして加熱して染色します。仕組みとしては、染料のアミノ基やヒドロキシ基が繊維分子中のヒドロキシ基と水素結合がされることで染着します。染色の方法は簡単で、染料も安価になりますのでこれだけ聞くととても良い染色方法に思いますが、短所もあります。それは湿潤堅牢度が低いことです。濃い色の染色には向いておらず洗濯などをこまめにする物などですと色落ちの原因になります。 反応染料・・・繊維の高分子と化学的に反応して、共有結合(強い結合)で染着する染料をいいます。反応染料の反応基(トリアジン系、ピリミジン系、ビニルスルホン系等)と色素母体がセルロース繊維のーOH基と結合することで染着します。強固な結合になりますので湿潤堅牢度も高く、染め上がりも鮮やかになるのが特徴で、現在では直接染料から反応染料のが最も多く使われる染料としてシフトしてきています。ただ塩素堅牢度の低い染料が多いので塩素系漂白剤などの使用環境などがある場合には注意が必要になります。 硫化染料・・・染料分子内に多くの硫黄結合を含む水不溶性染料で、硫化ナトリウムで還元して水溶性のロイコ塩とし、繊維に吸着させます。塩素漂白に弱く、高濃度での染色では保存中に不安定に結合した塩生から硫酸が生成され、繊維を著しく脆化させます。主に染着する対象は綿や麻などの植物繊維になります。 酸性染料・・・酸性浴で羊毛、絹、ナイロンなどに染着性をもっている染料でセルロース繊維にはほとんど染着性はありません。染着される仕組みとしては、染色構造中にーSO₃⁻基(陰イオン)があり、繊維中のーNH₃⁺基(陽イオン)とイオン結合することにによります。染料分子の構造によって均染タイプとミリングタイプに分けられます。均染タイプーその名の通り水溶性が高く均一に染まりやすい染料です。しかし繊維への親和力は強くなく堅牢度は落ちる、ミリングタイプは均染タイプよりも湿潤堅牢度が高いが均染タイプに比べて染ムラがでやすい傾向にあります。 カチオン染料(塩基性染料)・・・カチオン染料はアクリル繊維の染色に対して主に使われ、アクリル繊維の他にはアニオン改質されたポリエステル繊維やナイロン繊維などの染色に用いられます。特徴してはアクリルが鮮やかに染まり、堅牢度も良好です。以前は塩基性染料として合成染料モーブというものが使われており、絹や羊毛を染めるのに使われていましたが堅牢度が低く現在ではあまり使われていない旧タイプの染料となっています。 染色の方法 直接染色・・・特殊な機械などは用いず、窯や鍋などで染料を水に溶かして、染色物に対して着色する方法です。ずぶ染めなどともよばれもっとも簡易的な染色方法になります チーズ染色・・・主に糸を染着するとき用いられる染色法で、糸を染色チューブに巻き返し、チーズ、コーン等を積み重ねてポンプを使って染液を内側と外側から交互に強制循環させて染色を行います。収縮の大きい糸は、事前に真空セット機などでセットしておきます。 かせ染め・・・かせ染め(管やボビンなどに巻かれていない輪状に束ねた状態のもの)には、回転バック方式、噴射式があります。回転バック方式は、かせを上下のかせ棒にかけて、染による糸の収縮を見込んだ間隔とします。これを染浴槽中につるして、染液の中を循環させながら染色します。毛糸、アクリルハイバルキー糸、綿メリヤス糸のかせ染に用いられます。噴射式は、孔のあるスピンドルにかせを掛け、スピンドルの孔から染液を噴射した染液がかせを通って流下した染液槽に落ちます。落ちた染液はまたポンプによって汲み上げられて再びスピンドルにに繰り返し送られます。かせは間欠的に緩やかに間欠的に緩やかに回転して、かせのかかっている位置を移動します。 連続染色・・・染色物をはじめから終わりの工程までが連続的に行われる、連続染色装置を用いた染色です。一通りの流れというのは、染色→乾燥→クーリング→ソーピング→乾燥を繰り返し行います。分速200m、時速にしたら約10,000mを超える速度で一連の作業が可能になります。 弊社では、弊社商品のコードやテープの生成をご希望の色に染色することができます。(染に対応していない商品も一部ございます。)弊社の商品で気になる商品や染めがございましたらお気軽にお問い合わせください。 また下記のリンクよりオンラインショップにて商品を購入することができますので是非お立ち寄りください
染色はどのうようにして行われるのか~手法や繊維との相性
染色とはアパレル資材全般に用いられる手法で、生地やテープや紐に着色したいときに行われます。他にも、繊維の元となる糸やボタン、革なども染色することで色を付けます。染色するのに使われる染料や様々な手法があり、染色する対象に適した方法にて行われます。これから染色の手法、染料の種類、どのようなものがその方法に適しているかなどを解説していきたいと思います。 染料の種類 直接染料・・・主にセルロース繊維を染色するのに用いられる染料で、染料を水に溶かして加熱して染色します。仕組みとしては、染料のアミノ基やヒドロキシ基が繊維分子中のヒドロキシ基と水素結合がされることで染着します。染色の方法は簡単で、染料も安価になりますのでこれだけ聞くととても良い染色方法に思いますが、短所もあります。それは湿潤堅牢度が低いことです。濃い色の染色には向いておらず洗濯などをこまめにする物などですと色落ちの原因になります。 反応染料・・・繊維の高分子と化学的に反応して、共有結合(強い結合)で染着する染料をいいます。反応染料の反応基(トリアジン系、ピリミジン系、ビニルスルホン系等)と色素母体がセルロース繊維のーOH基と結合することで染着します。強固な結合になりますので湿潤堅牢度も高く、染め上がりも鮮やかになるのが特徴で、現在では直接染料から反応染料のが最も多く使われる染料としてシフトしてきています。ただ塩素堅牢度の低い染料が多いので塩素系漂白剤などの使用環境などがある場合には注意が必要になります。 硫化染料・・・染料分子内に多くの硫黄結合を含む水不溶性染料で、硫化ナトリウムで還元して水溶性のロイコ塩とし、繊維に吸着させます。塩素漂白に弱く、高濃度での染色では保存中に不安定に結合した塩生から硫酸が生成され、繊維を著しく脆化させます。主に染着する対象は綿や麻などの植物繊維になります。 酸性染料・・・酸性浴で羊毛、絹、ナイロンなどに染着性をもっている染料でセルロース繊維にはほとんど染着性はありません。染着される仕組みとしては、染色構造中にーSO₃⁻基(陰イオン)があり、繊維中のーNH₃⁺基(陽イオン)とイオン結合することにによります。染料分子の構造によって均染タイプとミリングタイプに分けられます。均染タイプーその名の通り水溶性が高く均一に染まりやすい染料です。しかし繊維への親和力は強くなく堅牢度は落ちる、ミリングタイプは均染タイプよりも湿潤堅牢度が高いが均染タイプに比べて染ムラがでやすい傾向にあります。 カチオン染料(塩基性染料)・・・カチオン染料はアクリル繊維の染色に対して主に使われ、アクリル繊維の他にはアニオン改質されたポリエステル繊維やナイロン繊維などの染色に用いられます。特徴してはアクリルが鮮やかに染まり、堅牢度も良好です。以前は塩基性染料として合成染料モーブというものが使われており、絹や羊毛を染めるのに使われていましたが堅牢度が低く現在ではあまり使われていない旧タイプの染料となっています。 染色の方法 直接染色・・・特殊な機械などは用いず、窯や鍋などで染料を水に溶かして、染色物に対して着色する方法です。ずぶ染めなどともよばれもっとも簡易的な染色方法になります チーズ染色・・・主に糸を染着するとき用いられる染色法で、糸を染色チューブに巻き返し、チーズ、コーン等を積み重ねてポンプを使って染液を内側と外側から交互に強制循環させて染色を行います。収縮の大きい糸は、事前に真空セット機などでセットしておきます。 かせ染め・・・かせ染め(管やボビンなどに巻かれていない輪状に束ねた状態のもの)には、回転バック方式、噴射式があります。回転バック方式は、かせを上下のかせ棒にかけて、染による糸の収縮を見込んだ間隔とします。これを染浴槽中につるして、染液の中を循環させながら染色します。毛糸、アクリルハイバルキー糸、綿メリヤス糸のかせ染に用いられます。噴射式は、孔のあるスピンドルにかせを掛け、スピンドルの孔から染液を噴射した染液がかせを通って流下した染液槽に落ちます。落ちた染液はまたポンプによって汲み上げられて再びスピンドルにに繰り返し送られます。かせは間欠的に緩やかに間欠的に緩やかに回転して、かせのかかっている位置を移動します。 連続染色・・・染色物をはじめから終わりの工程までが連続的に行われる、連続染色装置を用いた染色です。一通りの流れというのは、染色→乾燥→クーリング→ソーピング→乾燥を繰り返し行います。分速200m、時速にしたら約10,000mを超える速度で一連の作業が可能になります。 弊社では、弊社商品のコードやテープの生成をご希望の色に染色することができます。(染に対応していない商品も一部ございます。)弊社の商品で気になる商品や染めがございましたらお気軽にお問い合わせください。 また下記のリンクよりオンラインショップにて商品を購入することができますので是非お立ち寄りください
テープの組織・素材について
テープのいろいろ テープは洋服のネームや、靴やパーカーの紐部分など使用用途も多岐にわたります。 テープと一概にいっても、素材や織り方など様々です。 織り方や素材によって見え方や強度が変わってきます。そこでテープの組織や主要な素材、用途などについて解説と紹介をしていきます。 ・テープの組織について まず、テープの組織といわれても何だろうと思う方が多いと思います。テープは基本的にたて糸とよこ糸を交差させて作ります。これを組織するといい、糸の交差の仕方を織物組織といいます。 三原組織・・・三原組織とは基本となる三つの組織で実用上最も多く使われています。 平織(プレーンウィーブ)ー平織はもっとも簡単な組織でたての糸、よこの糸2本で作られる組織です。糸密度は粗いが、外観は密に見えます。摩擦に強く耐久性が高いという特徴があるので、平織のテープはバッグの持ち手やなどだけでなく工業用資材にも用いられるなど幅広く活用されています。 斜文織(ツイルウィーブ)ー斜文織は別名綾織りともいいます。たて糸が2本、もしくは3本のよこ糸を通過した後1本のよこ糸の下を通って作られるテープです。特徴はテープの綿に斜め方向の斜文線(綾目)が現れることです。耐久性はやや劣りますが、密度が高くストレッチ性に優れ、しわになりにくいテープが作れます。 朱子織(サテンウィーブ)ーたて糸もしくはよこ糸4本が下に潜り込んで交差するものを5枚朱子といいます。たてかよこのどちらかの浮き糸が非常に少なく、密度がありつつも滑らかで光沢があります。浮き糸が長いので直角方向にはすべりにくく、摩擦に弱く引っ掛かりやすいという点には注意が必要です。 変化組織と特別組織 変化組織とは、三原組織をそれぞれ変化させて得られる組織を変化組織といいます。 平織の変化組織ではたて、よこ方向にうねの現れるうね織り、2本以上のたて糸、よこ糸をグループとして平織組織とした斜子織があります。 斜文織では、組織点の移動で綾目が45°以外の急斜文や緩斜文、綾目を山形にした山形斜文などがあります。 朱子織では、朱子織の弱点である耐久力の低さを克服した組織点を付加して丈夫にした重ね朱子というものがあります。 テープの素材 テープは天然繊維、化学繊維問わずいろいろな素材から作られています。 例えば、工業用資材ですと見た目より丈夫さや耐久性が重要視されるため、ポリプロピレンやナイロンといった摩擦に強く耐久性の高い素材で平織といった耐久性の高い組織でテープが作られます。衣服に使われるテープですと耐久性ももちろん必要ですが、それよりも見た目が重要視されるので織も綾織など風合いがよく見えるもので綿や絹などの素材が使われることもあります。テープで主に使われている素材を紹介しながらそれについての特徴や用途などについて説明したいと思います。 綿・麻テープ・・・この2つはともに天然繊維からできており、綿テープは綿特有の柔らかな風合いが特徴です。染色が容易で後染めも基本的には可能で、織によってはプリントもできるため、洋服のネームやトートバッグの持ち手に使われます。厚手のものだと柔道の帯やベルトにも使われます。麻テープもアパレルで使われるといった用途自体は似ていますが、麻は堅牢度(染色したときの染料の落ち具合)が低いため染色には向いていません。 ポリプロピレン・ナイロンテープ・・・この2つはともに化学繊維からできており、摩擦や引張りなどの物理耐性や薬品になどに耐性があります。ポリプロピレンのテープは化学繊維の中でも数少ない水に浮くほど軽いテープです。後染めが難しいため糸からの先染めになります。ナイロンテープは特に摩擦に耐久性が高く一般的には6-ナイロンというナイロンが使われますが、6-6ナイロンといった素材のナイロンはさらに耐久性が増しています。また厚さにもよりますが、後染めも可能になってます。使用用途としては、リュックやバッグなどの肩掛けベルト、PPバンドなどの産業用資材、アウターの引手など様々な用途に活用されます。 弊社では様々な素材、織目、カラー、巾でテープを取り揃えております。 弊社はオンラインショップでテープ商品の他に、コードやゴムの販売も行っております。ぜひともご覧になってください。
テープの組織・素材について
テープのいろいろ テープは洋服のネームや、靴やパーカーの紐部分など使用用途も多岐にわたります。 テープと一概にいっても、素材や織り方など様々です。 織り方や素材によって見え方や強度が変わってきます。そこでテープの組織や主要な素材、用途などについて解説と紹介をしていきます。 ・テープの組織について まず、テープの組織といわれても何だろうと思う方が多いと思います。テープは基本的にたて糸とよこ糸を交差させて作ります。これを組織するといい、糸の交差の仕方を織物組織といいます。 三原組織・・・三原組織とは基本となる三つの組織で実用上最も多く使われています。 平織(プレーンウィーブ)ー平織はもっとも簡単な組織でたての糸、よこの糸2本で作られる組織です。糸密度は粗いが、外観は密に見えます。摩擦に強く耐久性が高いという特徴があるので、平織のテープはバッグの持ち手やなどだけでなく工業用資材にも用いられるなど幅広く活用されています。 斜文織(ツイルウィーブ)ー斜文織は別名綾織りともいいます。たて糸が2本、もしくは3本のよこ糸を通過した後1本のよこ糸の下を通って作られるテープです。特徴はテープの綿に斜め方向の斜文線(綾目)が現れることです。耐久性はやや劣りますが、密度が高くストレッチ性に優れ、しわになりにくいテープが作れます。 朱子織(サテンウィーブ)ーたて糸もしくはよこ糸4本が下に潜り込んで交差するものを5枚朱子といいます。たてかよこのどちらかの浮き糸が非常に少なく、密度がありつつも滑らかで光沢があります。浮き糸が長いので直角方向にはすべりにくく、摩擦に弱く引っ掛かりやすいという点には注意が必要です。 変化組織と特別組織 変化組織とは、三原組織をそれぞれ変化させて得られる組織を変化組織といいます。 平織の変化組織ではたて、よこ方向にうねの現れるうね織り、2本以上のたて糸、よこ糸をグループとして平織組織とした斜子織があります。 斜文織では、組織点の移動で綾目が45°以外の急斜文や緩斜文、綾目を山形にした山形斜文などがあります。 朱子織では、朱子織の弱点である耐久力の低さを克服した組織点を付加して丈夫にした重ね朱子というものがあります。 テープの素材 テープは天然繊維、化学繊維問わずいろいろな素材から作られています。 例えば、工業用資材ですと見た目より丈夫さや耐久性が重要視されるため、ポリプロピレンやナイロンといった摩擦に強く耐久性の高い素材で平織といった耐久性の高い組織でテープが作られます。衣服に使われるテープですと耐久性ももちろん必要ですが、それよりも見た目が重要視されるので織も綾織など風合いがよく見えるもので綿や絹などの素材が使われることもあります。テープで主に使われている素材を紹介しながらそれについての特徴や用途などについて説明したいと思います。 綿・麻テープ・・・この2つはともに天然繊維からできており、綿テープは綿特有の柔らかな風合いが特徴です。染色が容易で後染めも基本的には可能で、織によってはプリントもできるため、洋服のネームやトートバッグの持ち手に使われます。厚手のものだと柔道の帯やベルトにも使われます。麻テープもアパレルで使われるといった用途自体は似ていますが、麻は堅牢度(染色したときの染料の落ち具合)が低いため染色には向いていません。 ポリプロピレン・ナイロンテープ・・・この2つはともに化学繊維からできており、摩擦や引張りなどの物理耐性や薬品になどに耐性があります。ポリプロピレンのテープは化学繊維の中でも数少ない水に浮くほど軽いテープです。後染めが難しいため糸からの先染めになります。ナイロンテープは特に摩擦に耐久性が高く一般的には6-ナイロンというナイロンが使われますが、6-6ナイロンといった素材のナイロンはさらに耐久性が増しています。また厚さにもよりますが、後染めも可能になってます。使用用途としては、リュックやバッグなどの肩掛けベルト、PPバンドなどの産業用資材、アウターの引手など様々な用途に活用されます。 弊社では様々な素材、織目、カラー、巾でテープを取り揃えております。 弊社はオンラインショップでテープ商品の他に、コードやゴムの販売も行っております。ぜひともご覧になってください。
繊維~綿(コットン)編~
繊維には大きく二つに分けると、化学繊維と天然繊維という二種類の繊維があります。 その天然繊維である綿について説明をしていきたいと思います。 天然繊維とは? 天然繊維は植物や動物由来の繊維のことで植物繊維ですと綿、麻、黄麻などがあります。 動物繊維ですとウール、カシミア、アンゴラなどがあります。 天然繊維の特徴としましては、植物繊維は肌触りがよく吸水性があるものが多く敏感肌の人にも優し素材となっています。肌着や靴下、Tシャツやタオルなど用途は多岐にわたります。動物繊維では、動物の毛を用いていることもあり保温性にとても優れています。冬物の衣類、マフラーや手袋などに使われたり、コートなどのファーの部分にも使用されたいます 綿とは 綿花からとれる種子毛繊維で一概に綿といっても、種類の違いにによる綿自体の繊維の太さや長さ栽培方法や原産地によってさまざまな名称がつけられています。綿は前述したように肌着やTシャツなどに使われています。 綿の主な特徴は以下のようなものがあります。 ・吸水性に優れている 綿の断面構造を見ると丸い空洞のがいくつも並んでいます。その構造によりほかの繊維より水分をたっぷりと含むことができるのです。この吸水性の良さからタオルなどはほとんどが綿素材です。また水分を含んだ繊維は膨張をしてしまいそれにより繊維が引っ張られて短くなります。これが綿製品の縮みの原因になります ・なめらかで肌触りが良い 綿の繊維は先端が丸くなっており、チクチクしたりザラザラしたりという肌への不快感がほんどなく滑らかな肌触りになっています。特に繊維長の長い綿ですとさらに肌触りがよくなり、アトピーや敏感肌といった肌トラブルを持った方でも使いやすい素材になっています。オーガニックコットンですと化学薬品不使用ですのでさらに肌に優しくなっております。 ・染色しやすく、発色が良い アパレルでは生地やテープ、紐などの染色がよく行われます。白い肌着などもあれは染色されたもので綿を染色しないで使うというのはほとんどないぐらいです(稀にですがコットンの元の風合いや色がいいということで使う場合もあります) 綿は繊維の中ではとても染色がしやすい繊維になります。綿は大体50℃から70℃ぐらいの温度で染色可能となっており、高温高圧でなければ染色できない化学繊維などとくらべると特に染色しやすいことがわかります。またその染色にしやすさから、糸から染める先染め以外にも、製品になってから染める後染めなども可能です。 ・夏にも冬にも活躍できる 吸水性のよい理由は綿の断面の空洞にあるといいましたが、その空洞によって熱伝導性が低く、衣服のなかに熱気を保っておけます。また夏には、汗などを吸い取りその水分を揮発させるときに気化熱を発生させ、温度を下げるため涼しさを感じさせます。水分が外の発散されることによって、通気性も良くなるためさらに涼しさを感じられます。 綿の生産地による種類 綿は基本的に温暖な地域で栽培されています、主な生産地はインド、中国、アメリカ、パキスタンなどです。綿は生産地や環境、栽培方法によってによってさまざまな風合いの違いが出ます。そこでいくつかの綿を紹介していきます。 米綿・・・アメリカで生産される綿花の特徴は、中国綿などと比べて油分が少なく、独特のシャリ感(乾いた肌ざわりで硬めの質感)があります。 インド綿・・・綿生産量世界一を誇るインド産の綿の総称で、短繊維からなる綿です。コットンの発祥でもあります。 ブラジル綿・・・ブラジルで産出されるコットンの総称で、南ブラジルで多く生産され知升。一般的に中繊維綿を扱っており、繊維の耐久性が高いです。ブラジル東端の港町の名前の超長綿オーリンダコットンという綿があります。 海島綿・・・「奇跡の綿花」とよばれている綿花からとれるエジプト綿と同じ性質を持つ最高級綿のひとつ。シーアイランドコットンとも呼びます。アメリカ南部の沿岸地域から西インド諸島にかけて栽培されるもので、超長繊維でありしなやかさは世界最高級ともいわれる品質を持っています。 オーガニックコットン・・・厳格に決められた規格のもと栽培された綿で近年ではサステナビリティによって注目されています。面全体のおよそ1%ほどという希少性の高い綿です。化学薬品を使っていない決められた有機農薬で栽培されるなど安全面の高い綿でもあります。 以上綿の種類や特徴を説明してきました。綿は衣料品の一番活用されているものといっても過言ではないほど広く使われています。その用途は生地だけではなく紐やテープにまでおよびます。 弊社では綿を使ったテープ、紐、ゴムなどを多数取り扱っております。ご興味のある方は下記リンクよりお問い合わせくださいませ。またオンラインショップのリンクから商品のご購入もできます。
繊維~綿(コットン)編~
繊維には大きく二つに分けると、化学繊維と天然繊維という二種類の繊維があります。 その天然繊維である綿について説明をしていきたいと思います。 天然繊維とは? 天然繊維は植物や動物由来の繊維のことで植物繊維ですと綿、麻、黄麻などがあります。 動物繊維ですとウール、カシミア、アンゴラなどがあります。 天然繊維の特徴としましては、植物繊維は肌触りがよく吸水性があるものが多く敏感肌の人にも優し素材となっています。肌着や靴下、Tシャツやタオルなど用途は多岐にわたります。動物繊維では、動物の毛を用いていることもあり保温性にとても優れています。冬物の衣類、マフラーや手袋などに使われたり、コートなどのファーの部分にも使用されたいます 綿とは 綿花からとれる種子毛繊維で一概に綿といっても、種類の違いにによる綿自体の繊維の太さや長さ栽培方法や原産地によってさまざまな名称がつけられています。綿は前述したように肌着やTシャツなどに使われています。 綿の主な特徴は以下のようなものがあります。 ・吸水性に優れている 綿の断面構造を見ると丸い空洞のがいくつも並んでいます。その構造によりほかの繊維より水分をたっぷりと含むことができるのです。この吸水性の良さからタオルなどはほとんどが綿素材です。また水分を含んだ繊維は膨張をしてしまいそれにより繊維が引っ張られて短くなります。これが綿製品の縮みの原因になります ・なめらかで肌触りが良い 綿の繊維は先端が丸くなっており、チクチクしたりザラザラしたりという肌への不快感がほんどなく滑らかな肌触りになっています。特に繊維長の長い綿ですとさらに肌触りがよくなり、アトピーや敏感肌といった肌トラブルを持った方でも使いやすい素材になっています。オーガニックコットンですと化学薬品不使用ですのでさらに肌に優しくなっております。 ・染色しやすく、発色が良い アパレルでは生地やテープ、紐などの染色がよく行われます。白い肌着などもあれは染色されたもので綿を染色しないで使うというのはほとんどないぐらいです(稀にですがコットンの元の風合いや色がいいということで使う場合もあります) 綿は繊維の中ではとても染色がしやすい繊維になります。綿は大体50℃から70℃ぐらいの温度で染色可能となっており、高温高圧でなければ染色できない化学繊維などとくらべると特に染色しやすいことがわかります。またその染色にしやすさから、糸から染める先染め以外にも、製品になってから染める後染めなども可能です。 ・夏にも冬にも活躍できる 吸水性のよい理由は綿の断面の空洞にあるといいましたが、その空洞によって熱伝導性が低く、衣服のなかに熱気を保っておけます。また夏には、汗などを吸い取りその水分を揮発させるときに気化熱を発生させ、温度を下げるため涼しさを感じさせます。水分が外の発散されることによって、通気性も良くなるためさらに涼しさを感じられます。 綿の生産地による種類 綿は基本的に温暖な地域で栽培されています、主な生産地はインド、中国、アメリカ、パキスタンなどです。綿は生産地や環境、栽培方法によってによってさまざまな風合いの違いが出ます。そこでいくつかの綿を紹介していきます。 米綿・・・アメリカで生産される綿花の特徴は、中国綿などと比べて油分が少なく、独特のシャリ感(乾いた肌ざわりで硬めの質感)があります。 インド綿・・・綿生産量世界一を誇るインド産の綿の総称で、短繊維からなる綿です。コットンの発祥でもあります。 ブラジル綿・・・ブラジルで産出されるコットンの総称で、南ブラジルで多く生産され知升。一般的に中繊維綿を扱っており、繊維の耐久性が高いです。ブラジル東端の港町の名前の超長綿オーリンダコットンという綿があります。 海島綿・・・「奇跡の綿花」とよばれている綿花からとれるエジプト綿と同じ性質を持つ最高級綿のひとつ。シーアイランドコットンとも呼びます。アメリカ南部の沿岸地域から西インド諸島にかけて栽培されるもので、超長繊維でありしなやかさは世界最高級ともいわれる品質を持っています。 オーガニックコットン・・・厳格に決められた規格のもと栽培された綿で近年ではサステナビリティによって注目されています。面全体のおよそ1%ほどという希少性の高い綿です。化学薬品を使っていない決められた有機農薬で栽培されるなど安全面の高い綿でもあります。 以上綿の種類や特徴を説明してきました。綿は衣料品の一番活用されているものといっても過言ではないほど広く使われています。その用途は生地だけではなく紐やテープにまでおよびます。 弊社では綿を使ったテープ、紐、ゴムなどを多数取り扱っております。ご興味のある方は下記リンクよりお問い合わせくださいませ。またオンラインショップのリンクから商品のご購入もできます。
繊維のいろいろ
繊維について 繊維には原料の種類、長さなどによってさまざまな特性や分類の違いを持ちます。 今回は繊維について広くご紹介したいと思います。 繊維とは? 洋服、タオル、カーテン、のれん等々・・・衣料品から生活雑貨など私たちの生活に無くてはならないものは、糸を織ったり、縫ったり、編んだり加工して作られています。 その糸の元となっているさらに小さい単位が「繊維」になります。 そしてその繊維には大きな2つの分類があります。 それが「天然繊維」と「化学繊維」になります。 天然繊維 天然繊維は、主原料が天然素材のもので、「植物繊維」と「動物繊維」の2種類に分類されます。 植物繊維・・・コットンやリネンといった植物由来の繊維を植物繊維と呼びます。植物繊維の特徴としては熱強い、摩擦になどにつよいです。綿などは肌触りがよく肌着やタオルに多く用いられます。近年ではサステナブルの風潮がありますのでオーガニックコットンが人気が出てきています 動物繊維・・・ウール、カシミア、シルクなど動物の毛や動物が生成した物質などをもとにして作られた繊維を動物繊維と呼びます。動物繊維の特徴としては保温性、保湿性に優れておりコートやマフラーなどの防寒着として使用されることが多いです。耐熱性などがありますが、強度はそれほど高くないです。 天然繊維は、その名の通り自然界にあるものですので、肌に優しく敏感肌の方でも安心して使用ができるメリットがあります。また着心地や通気性、吸湿性などもよいです。その特性から肌に直接触れる衣料品やタオルなどに使われることが多いです。デメリットとしては洗濯などで縮みやすく、シワになりやすいです。また引張りなどに対してもあまり強くありません。ウールやカシミアなどは虫食いも発生するため対策が必要です。 化学繊維 化学繊維は主原料が石油や人工的に作られる高分子のものからなり「合成繊維」と「再生繊維」の2つに分けられます。合成繊維は石油や人工的な高分子からなる繊維で、再生繊維は天然の木材や綿などを一回化学反応で融解して再度紡糸することでつくられます。この再紡糸をするところから再生繊維とよばれています。 合成繊維・・・合成繊維にはナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンなどがあります。特徴は素材によってさまざまですが ・軽くて摩擦、引張りなどに対して強く丈夫な素材 ・吸水性が低いので、雨具などに用いることができる ・薬品などに耐性があるものが多い などが挙げられます。 熱には基本的に弱く(ポリエステルが合成繊維のなかでは強い方だがそれでも弱い)クリーニングなどの際にも注意が必要です。...
繊維のいろいろ
繊維について 繊維には原料の種類、長さなどによってさまざまな特性や分類の違いを持ちます。 今回は繊維について広くご紹介したいと思います。 繊維とは? 洋服、タオル、カーテン、のれん等々・・・衣料品から生活雑貨など私たちの生活に無くてはならないものは、糸を織ったり、縫ったり、編んだり加工して作られています。 その糸の元となっているさらに小さい単位が「繊維」になります。 そしてその繊維には大きな2つの分類があります。 それが「天然繊維」と「化学繊維」になります。 天然繊維 天然繊維は、主原料が天然素材のもので、「植物繊維」と「動物繊維」の2種類に分類されます。 植物繊維・・・コットンやリネンといった植物由来の繊維を植物繊維と呼びます。植物繊維の特徴としては熱強い、摩擦になどにつよいです。綿などは肌触りがよく肌着やタオルに多く用いられます。近年ではサステナブルの風潮がありますのでオーガニックコットンが人気が出てきています 動物繊維・・・ウール、カシミア、シルクなど動物の毛や動物が生成した物質などをもとにして作られた繊維を動物繊維と呼びます。動物繊維の特徴としては保温性、保湿性に優れておりコートやマフラーなどの防寒着として使用されることが多いです。耐熱性などがありますが、強度はそれほど高くないです。 天然繊維は、その名の通り自然界にあるものですので、肌に優しく敏感肌の方でも安心して使用ができるメリットがあります。また着心地や通気性、吸湿性などもよいです。その特性から肌に直接触れる衣料品やタオルなどに使われることが多いです。デメリットとしては洗濯などで縮みやすく、シワになりやすいです。また引張りなどに対してもあまり強くありません。ウールやカシミアなどは虫食いも発生するため対策が必要です。 化学繊維 化学繊維は主原料が石油や人工的に作られる高分子のものからなり「合成繊維」と「再生繊維」の2つに分けられます。合成繊維は石油や人工的な高分子からなる繊維で、再生繊維は天然の木材や綿などを一回化学反応で融解して再度紡糸することでつくられます。この再紡糸をするところから再生繊維とよばれています。 合成繊維・・・合成繊維にはナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレンなどがあります。特徴は素材によってさまざまですが ・軽くて摩擦、引張りなどに対して強く丈夫な素材 ・吸水性が低いので、雨具などに用いることができる ・薬品などに耐性があるものが多い などが挙げられます。 熱には基本的に弱く(ポリエステルが合成繊維のなかでは強い方だがそれでも弱い)クリーニングなどの際にも注意が必要です。...
繊維~アクリル編~
化学繊維~アクリル編~ 前回はナイロン・ポリエステルについて説明をいたしましたが、今回は同じ化学繊維であるアクリルについて説明をしていきたいと思います。 ・アクリル繊維の歴史、作成方法 アクリル繊維は19世紀末に発見され繊維化され、1950年にデュポン社が工業生産を開始しました。ナイロン、ポリエステルとともに三大化学繊維のひとつです。 アクリルとは原料となる石油からプロピレンというものとアンモニアを混ぜて、アクリルニトリルというものを合成します。そこに共重合原料が混ぜられ、ポリアクリルニトリルが作られます。このポリアクリルニトリルを紡糸していきます。 糸の工程で巻き取っていくものをアクリルフィラメント、切断したものがアクリルステープルとなります。(主にステープルで利用されることが多いです) アクリルの繊維には「アクリル繊維」と「アクリル系繊維」があります。 「アクリル繊維」はポリアクリルニトリルが85%以上でアクリルニトリルを、酢酸ビニルやアクリル酸メチルと共重合させたものです 「アクリル系繊維」はポリアクリルニトリルが35%から85%でアクリルニトリルを塩化ビニルや塩化ビニリデンと共重合させて難燃性を持たせたものになります。 ・アクリル繊維の特徴 アクリル繊維の最大の特徴といっていわれるのは、ウールのようなふんわりとした風合い、軽さ、そして暖かさを兼ね備えているという点です。 化学繊維と聞くといかにもつるつるしてプラスチックのような風合いを想像されるかと思いますが、アクリルはそれこそ天然素材の風合い(特にウール)に近いような繊維になっています。 意外に思われるかもしれませんが、このアクリルのふんわりとした膨らみのある質感はアクリル繊維自体の特性ではありません。アクリルのこの質感は収縮させる繊維と収縮しない繊維を混紡しあって、染色の熱処理の時に収縮させる繊維が収縮し二つの繊維の間にたくさんの空気がはいり、繊維が嵩高く膨らんでこのような風合いになるといった理屈なのです。 そのほかの特徴といたしましては ・価格がウールに比べて安価である ・男性回復力が高く、しわになりにくい ・薬品耐性があり虫にも強い ・洗濯しても縮んだり型崩れを起こしにくい ・日光に強いため日干しなども行える ・対候性があるため外気による強度の低下が起きにくい ・そこそこの耐熱性がある ・染色性がいい...
繊維~アクリル編~
化学繊維~アクリル編~ 前回はナイロン・ポリエステルについて説明をいたしましたが、今回は同じ化学繊維であるアクリルについて説明をしていきたいと思います。 ・アクリル繊維の歴史、作成方法 アクリル繊維は19世紀末に発見され繊維化され、1950年にデュポン社が工業生産を開始しました。ナイロン、ポリエステルとともに三大化学繊維のひとつです。 アクリルとは原料となる石油からプロピレンというものとアンモニアを混ぜて、アクリルニトリルというものを合成します。そこに共重合原料が混ぜられ、ポリアクリルニトリルが作られます。このポリアクリルニトリルを紡糸していきます。 糸の工程で巻き取っていくものをアクリルフィラメント、切断したものがアクリルステープルとなります。(主にステープルで利用されることが多いです) アクリルの繊維には「アクリル繊維」と「アクリル系繊維」があります。 「アクリル繊維」はポリアクリルニトリルが85%以上でアクリルニトリルを、酢酸ビニルやアクリル酸メチルと共重合させたものです 「アクリル系繊維」はポリアクリルニトリルが35%から85%でアクリルニトリルを塩化ビニルや塩化ビニリデンと共重合させて難燃性を持たせたものになります。 ・アクリル繊維の特徴 アクリル繊維の最大の特徴といっていわれるのは、ウールのようなふんわりとした風合い、軽さ、そして暖かさを兼ね備えているという点です。 化学繊維と聞くといかにもつるつるしてプラスチックのような風合いを想像されるかと思いますが、アクリルはそれこそ天然素材の風合い(特にウール)に近いような繊維になっています。 意外に思われるかもしれませんが、このアクリルのふんわりとした膨らみのある質感はアクリル繊維自体の特性ではありません。アクリルのこの質感は収縮させる繊維と収縮しない繊維を混紡しあって、染色の熱処理の時に収縮させる繊維が収縮し二つの繊維の間にたくさんの空気がはいり、繊維が嵩高く膨らんでこのような風合いになるといった理屈なのです。 そのほかの特徴といたしましては ・価格がウールに比べて安価である ・男性回復力が高く、しわになりにくい ・薬品耐性があり虫にも強い ・洗濯しても縮んだり型崩れを起こしにくい ・日光に強いため日干しなども行える ・対候性があるため外気による強度の低下が起きにくい ・そこそこの耐熱性がある ・染色性がいい...
繊維~ポリエステル・ナイロン編~
化学繊維?ポリエステル、ナイロンってどんなもの? 洋服やバッグなどの衣料品は生地やテープ、ゴムや紐などによって成り立っています。 それらを副資材と呼びますが、その副資材の素材も様々なものからできています。 例えば綿、麻、絹、ポリエステル、ナイロン、アクリル、牛革、羊毛などなど・・・ここには書ききれないほど多くの素材が存在します。 この中でも綿、麻、絹など自然界に存在する植物や動物を原料に作られた繊維を天然繊維、ポリエステルやナイロンのように石油、石炭、天然ガスなどを原料に合成された繊維を化学繊維と呼びます。 今回はその化学繊維の中から現在では衣料品においてとても多く使用されているポリエステルとナイロンについて説明していきます。 ・ポリエステル ポリエステルとは多価カルボン酸とポリアルコールを脱水縮合してエステル結合を形成させることによって合成されたものであり、1940年代にイギリスで天然繊維に代わるものとすべく開発されました。ポリエステルといっても種類は様々で特徴や用途などが異なります。 ・ポリエチレンテレフタレート(PET)・・・ペットボトルの原料になっている素材で、繊維としては衣服に使われているの大部分がこのPET繊維です。耐熱性、強度ともに優れており、軽くて色も染まりやすいもで最もなじみのあるポリエステル素材になります。原料価格も安価です。 ・ポリエチレンナフタレート(PEN)・・・PET繊維よりも強度が高く、ガスバリア性、紫外線バリア性が高く、酸素や水蒸気も透過しにくいです。その特性からフィルムなどの用途にも使われることがあります。ポリエステル素材の中でも前述したPETよりもワンランク上の素材として扱われています。 ・ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)・・・低温染色性もあるのでポリエステルの中でもさらに染色が容易になってます。ほかのポリエステルの繊維とは違う特徴として、ソフトな肌触りとストレッチ性を持ち合わせています。ニットやスポーツ料品、インナーなどに適しています。また形態安定性もあるので気崩れなどを起こしにくいのも特徴です。 ・ポリブチルテレフタレート(PBT)・・・電気特性、難燃性、耐薬品性、耐熱老化性、染色性に優れたいる素材で、主に樹脂などの形で使用されます。ドアハンドルやドライヤー、コンセントのコネクト部分や精密機器などに使われています。繊維としても濡れても性質がほとんど変化しない、染色性が良くしなやかで、様々な耐性がある繊維になります。 ・ナイロン ナイロンとは世界で初めて開発された高分子ポリアミド系合成繊維で、1930年代にアメリカ・イギリスで開発されました。ナイロンの大きな特徴として、摩擦や摩耗に対しての強度が格段に強く、引っ張り強度も強く、しなやかで光沢感があります。ポリエステルほどですがある程度は吸水性や吸湿性もあります。ほかの性質としては ・水をはじく撥水性があり、乾きやすい ・型崩れしにくい(シワになりにくい) ・弾力性が高く、伸縮性に優れる ・染めやすく鮮やかな色合いになり、色落ちもしにくい などがあります。 ナイロンは主にナイロン6というものとナイロン66というものがあります。 ナイロン6は融点が225℃で木綿のような肌触りと形容されます。用途はバッグのストラップやアウターの生地などに使われ、ナイロン66は融点が265℃でシルクのような肌触りで、ストッキングや車のエアバッグに使われています。ナイロン6でも上記した通り、優れた特性がありますがナイロン66はナイロン6よりも様々な点で優れています。 ナイロン6に比べ、ナイロン66より圧縮に強く、圧縮を受けても回復力があり、融点が高く、浸透しにくいです。また融点が高いという点から熱により強く、摩擦や摩耗に対してもより強い耐性を持ちます。 各素材のメリット・デメリット ポリエステルとナイロンの特性を説明してきましたが、各素材のメリット、デメリットを衣料品に使用する観点からみていきたいと思います。 メリット デメリット...
繊維~ポリエステル・ナイロン編~
化学繊維?ポリエステル、ナイロンってどんなもの? 洋服やバッグなどの衣料品は生地やテープ、ゴムや紐などによって成り立っています。 それらを副資材と呼びますが、その副資材の素材も様々なものからできています。 例えば綿、麻、絹、ポリエステル、ナイロン、アクリル、牛革、羊毛などなど・・・ここには書ききれないほど多くの素材が存在します。 この中でも綿、麻、絹など自然界に存在する植物や動物を原料に作られた繊維を天然繊維、ポリエステルやナイロンのように石油、石炭、天然ガスなどを原料に合成された繊維を化学繊維と呼びます。 今回はその化学繊維の中から現在では衣料品においてとても多く使用されているポリエステルとナイロンについて説明していきます。 ・ポリエステル ポリエステルとは多価カルボン酸とポリアルコールを脱水縮合してエステル結合を形成させることによって合成されたものであり、1940年代にイギリスで天然繊維に代わるものとすべく開発されました。ポリエステルといっても種類は様々で特徴や用途などが異なります。 ・ポリエチレンテレフタレート(PET)・・・ペットボトルの原料になっている素材で、繊維としては衣服に使われているの大部分がこのPET繊維です。耐熱性、強度ともに優れており、軽くて色も染まりやすいもで最もなじみのあるポリエステル素材になります。原料価格も安価です。 ・ポリエチレンナフタレート(PEN)・・・PET繊維よりも強度が高く、ガスバリア性、紫外線バリア性が高く、酸素や水蒸気も透過しにくいです。その特性からフィルムなどの用途にも使われることがあります。ポリエステル素材の中でも前述したPETよりもワンランク上の素材として扱われています。 ・ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)・・・低温染色性もあるのでポリエステルの中でもさらに染色が容易になってます。ほかのポリエステルの繊維とは違う特徴として、ソフトな肌触りとストレッチ性を持ち合わせています。ニットやスポーツ料品、インナーなどに適しています。また形態安定性もあるので気崩れなどを起こしにくいのも特徴です。 ・ポリブチルテレフタレート(PBT)・・・電気特性、難燃性、耐薬品性、耐熱老化性、染色性に優れたいる素材で、主に樹脂などの形で使用されます。ドアハンドルやドライヤー、コンセントのコネクト部分や精密機器などに使われています。繊維としても濡れても性質がほとんど変化しない、染色性が良くしなやかで、様々な耐性がある繊維になります。 ・ナイロン ナイロンとは世界で初めて開発された高分子ポリアミド系合成繊維で、1930年代にアメリカ・イギリスで開発されました。ナイロンの大きな特徴として、摩擦や摩耗に対しての強度が格段に強く、引っ張り強度も強く、しなやかで光沢感があります。ポリエステルほどですがある程度は吸水性や吸湿性もあります。ほかの性質としては ・水をはじく撥水性があり、乾きやすい ・型崩れしにくい(シワになりにくい) ・弾力性が高く、伸縮性に優れる ・染めやすく鮮やかな色合いになり、色落ちもしにくい などがあります。 ナイロンは主にナイロン6というものとナイロン66というものがあります。 ナイロン6は融点が225℃で木綿のような肌触りと形容されます。用途はバッグのストラップやアウターの生地などに使われ、ナイロン66は融点が265℃でシルクのような肌触りで、ストッキングや車のエアバッグに使われています。ナイロン6でも上記した通り、優れた特性がありますがナイロン66はナイロン6よりも様々な点で優れています。 ナイロン6に比べ、ナイロン66より圧縮に強く、圧縮を受けても回復力があり、融点が高く、浸透しにくいです。また融点が高いという点から熱により強く、摩擦や摩耗に対してもより強い耐性を持ちます。 各素材のメリット・デメリット ポリエステルとナイロンの特性を説明してきましたが、各素材のメリット、デメリットを衣料品に使用する観点からみていきたいと思います。 メリット デメリット...
新商品! ビローテープ
新商品 ビローテープ この度弊社では新商品のビローテープの発売を開始いたしました! (こちらの商品は、長さや幅などお客様のご要望に合わせて作成するため別注品となります) ビローテープとはテープの途中に蛇腹部分があるのが特徴のテープです。 どのような用途に使われるかといいますと、使用している前例が少なく、まだ用途がはっきりと決まっていません・・・ ビローテープはプリントや柄の織テープ、ジャガードなどとも違い物理的に立体感を出しておりデザイン的にも面白いと思いますし、耐久性も優れております(テープの幅によっては耐荷重数百キロにも) 考えられる使用例 ・トートバッグなどの持ち手 ・パスケースやキーケースの紐 ・カメラのストラップ等々・・・ 今までのテープに無いようなデザインになっておりますのでアパレルでの用途でも真新しさがあり活用できると思いますし、収縮するという特性を生かしてチェーンなどの代用としても使うことができるのではないかと考えています。 このテープの蛇腹(収縮部分)は長さを好きに決めて作成することが可能です。 例えば5cmの蛇腹を10cm間隔で挿入したテープ、丸々一本蛇腹のみで構成したテープなども作ることができます。またこの蛇腹部分も伸長率が200%まで変更可能になっているので、さまざまなバリエーションのテープ作ることができます。 また染色することや、ラインを入れて作ることも可能となっておりますで、スポーツ系のアパレル商品や雑貨などにも使えるのではないかと考えております。学生が部活などで使うスポーツバッグのショルダー部分に使ってみたりするのもよいかもしれません。 またその伸縮する特性などを生かしてアウトドアのグッズやサポーターやコルセットなどの補助具などにも用いることができる(構想が練れていないので想像になってしまいますが) いくら文字で説明をされても、実物を見なくてはどういったものなのか明確にわからないと思いますので、画像で見ていただきたいと思います。 こちらの画像は蛇腹の部分を5cmにしたビローテープになります。 見ていただくとわかるとおり、普通のテープ部分がありその中に蛇腹が組み込まれている構造です。伸縮があるというとまず初めにゴムが思い浮かぶと思いますが、ゴムは一定の間隔で連続して弾性糸が組み込まれておりそのもの全体が伸縮性をもっています。 しかしビローテープは蛇腹の部分だけに伸縮性を持っていますのでゴムとの差別化はされていると思います ...
新商品! ビローテープ
新商品 ビローテープ この度弊社では新商品のビローテープの発売を開始いたしました! (こちらの商品は、長さや幅などお客様のご要望に合わせて作成するため別注品となります) ビローテープとはテープの途中に蛇腹部分があるのが特徴のテープです。 どのような用途に使われるかといいますと、使用している前例が少なく、まだ用途がはっきりと決まっていません・・・ ビローテープはプリントや柄の織テープ、ジャガードなどとも違い物理的に立体感を出しておりデザイン的にも面白いと思いますし、耐久性も優れております(テープの幅によっては耐荷重数百キロにも) 考えられる使用例 ・トートバッグなどの持ち手 ・パスケースやキーケースの紐 ・カメラのストラップ等々・・・ 今までのテープに無いようなデザインになっておりますのでアパレルでの用途でも真新しさがあり活用できると思いますし、収縮するという特性を生かしてチェーンなどの代用としても使うことができるのではないかと考えています。 このテープの蛇腹(収縮部分)は長さを好きに決めて作成することが可能です。 例えば5cmの蛇腹を10cm間隔で挿入したテープ、丸々一本蛇腹のみで構成したテープなども作ることができます。またこの蛇腹部分も伸長率が200%まで変更可能になっているので、さまざまなバリエーションのテープ作ることができます。 また染色することや、ラインを入れて作ることも可能となっておりますで、スポーツ系のアパレル商品や雑貨などにも使えるのではないかと考えております。学生が部活などで使うスポーツバッグのショルダー部分に使ってみたりするのもよいかもしれません。 またその伸縮する特性などを生かしてアウトドアのグッズやサポーターやコルセットなどの補助具などにも用いることができる(構想が練れていないので想像になってしまいますが) いくら文字で説明をされても、実物を見なくてはどういったものなのか明確にわからないと思いますので、画像で見ていただきたいと思います。 こちらの画像は蛇腹の部分を5cmにしたビローテープになります。 見ていただくとわかるとおり、普通のテープ部分がありその中に蛇腹が組み込まれている構造です。伸縮があるというとまず初めにゴムが思い浮かぶと思いますが、ゴムは一定の間隔で連続して弾性糸が組み込まれておりそのもの全体が伸縮性をもっています。 しかしビローテープは蛇腹の部分だけに伸縮性を持っていますのでゴムとの差別化はされていると思います ...
アパレルにサステナブルの流れを
サステナブルとは 皆さん、サステナブルという言葉は耳にしたことがあるでしょうか。 サステナブルとは「持続可能な」という意味のある言葉です。 サステナブルというキーワードはアパレルや食品産業などで用いられ、近年ではエコや環境問題において語られる事が多くなってきました。ここではアパレルの分野でのサステナブルについて話していきたいと思います。 サステナブルは、人間が生活していく上で地球の自然環境や動物の保護、ひいては地球上の連鎖を止めないようにという生産活動や消費活動のことを言います。 大手のブランドが取り組んでる活動の一部として ・オーガニックコットンを使用する。 ・ペットボトル、ビニール傘や海底ゴミなどを原料として製品を作る(リサイクル) ・廃棄処分や不要在庫になるような素材を活用する(アップサイクル) ・動物の毛皮の使用をしない などがあります。 この4項目についてどんな点がサステナブルに寄与しているのか、どんな取り組みが行われているのかについて書いて行きたいと思います。 まず、オーガニックコットンの使用が何故サステナブルな活動になるのかを説明します。 コットンは天然素材で安価で手に入る材料で大量消費にともなって水資源を過剰使用する灌漑農業や土壌、水質の汚染や生態系を脅かす化学肥料、農薬の大量の使用がされてきました。その結果一例としてアラル海の縮小による砂漠化の拡大、生態系のバランスの崩壊したなどが引き起こされました。オーガニックコットンは厳格な基準で定められた農薬や肥料の使用、栽培過程守って作られているコットンになりますので環境的負荷を最小限に抑えられており、オーガニックコットンの使用はサステナブル的考えに寄与してると言えます。 ペットボトルはリサイクルできるということが広く知られています。 ペットボトルは回収された後粉砕→洗浄→加熱(ペレット)→綿・紡績糸となりその再生繊維を使って繊維製品が作られます。このようにして再生ポリエステルが作られ、このような繊維にはエコマークが付きます。アメリカやヨーロッパの一部ブランドではこのようなエコマークのついた材料、環境や人体に考慮された製造過程で作られた製品が作られており、それが一般的な考えとして浸透してきています。また廃棄されるビニール傘を利用したバッグや海洋ゴミを利用したアパレル製品もあります。コストとしては回収や洗浄などの工程を多くなる分、石油から直接化学繊維を作った方が手間もコストも安くすみます。しかし環境に対する意識が高まっている近年、このサステナブルな考えは今も拡大し続けています。 アップサイクルも近年では活発になってきているサステナブル的考えの一つです。 アパレル業界ではデザインやファッション自体にも流行り廃りがあります。昔は大量に売れていた商品や材料も急に売れなくなっていって大量の在庫を抱えてしまうということも少なくありません。アップサイクルではこうした大量の在庫を抱えた物、処分されてしまうような物を捨てずにそれを有効活用する、いわばゴミを宝物に変えていこうという取り組みです。ゴミを処理するのにも焼却のコストや有害物質の発生、二酸化炭素の増加など様々な環境に対する影響を及ぼします。本来不要な物を有効活用して価値を上げる取り組みがアップサイクルです。 例をあげますと ・イベントで使用されたフラッグなどをバッグやポーチに変えて販売する。 ・廃棄処分予定の生地を使ったバッグを製造・販売している ・着物を利用して、洋服やインテリア雑貨などを製造・販売している。 などの取り組みがなされています。 この活動は現在国外はもとより国内でもこの活動は活発化してきています。 近年では動物保護の観点から、動物の天然毛皮の一切の使用を廃止するブランドが増えてきました。...
アパレルにサステナブルの流れを
サステナブルとは 皆さん、サステナブルという言葉は耳にしたことがあるでしょうか。 サステナブルとは「持続可能な」という意味のある言葉です。 サステナブルというキーワードはアパレルや食品産業などで用いられ、近年ではエコや環境問題において語られる事が多くなってきました。ここではアパレルの分野でのサステナブルについて話していきたいと思います。 サステナブルは、人間が生活していく上で地球の自然環境や動物の保護、ひいては地球上の連鎖を止めないようにという生産活動や消費活動のことを言います。 大手のブランドが取り組んでる活動の一部として ・オーガニックコットンを使用する。 ・ペットボトル、ビニール傘や海底ゴミなどを原料として製品を作る(リサイクル) ・廃棄処分や不要在庫になるような素材を活用する(アップサイクル) ・動物の毛皮の使用をしない などがあります。 この4項目についてどんな点がサステナブルに寄与しているのか、どんな取り組みが行われているのかについて書いて行きたいと思います。 まず、オーガニックコットンの使用が何故サステナブルな活動になるのかを説明します。 コットンは天然素材で安価で手に入る材料で大量消費にともなって水資源を過剰使用する灌漑農業や土壌、水質の汚染や生態系を脅かす化学肥料、農薬の大量の使用がされてきました。その結果一例としてアラル海の縮小による砂漠化の拡大、生態系のバランスの崩壊したなどが引き起こされました。オーガニックコットンは厳格な基準で定められた農薬や肥料の使用、栽培過程守って作られているコットンになりますので環境的負荷を最小限に抑えられており、オーガニックコットンの使用はサステナブル的考えに寄与してると言えます。 ペットボトルはリサイクルできるということが広く知られています。 ペットボトルは回収された後粉砕→洗浄→加熱(ペレット)→綿・紡績糸となりその再生繊維を使って繊維製品が作られます。このようにして再生ポリエステルが作られ、このような繊維にはエコマークが付きます。アメリカやヨーロッパの一部ブランドではこのようなエコマークのついた材料、環境や人体に考慮された製造過程で作られた製品が作られており、それが一般的な考えとして浸透してきています。また廃棄されるビニール傘を利用したバッグや海洋ゴミを利用したアパレル製品もあります。コストとしては回収や洗浄などの工程を多くなる分、石油から直接化学繊維を作った方が手間もコストも安くすみます。しかし環境に対する意識が高まっている近年、このサステナブルな考えは今も拡大し続けています。 アップサイクルも近年では活発になってきているサステナブル的考えの一つです。 アパレル業界ではデザインやファッション自体にも流行り廃りがあります。昔は大量に売れていた商品や材料も急に売れなくなっていって大量の在庫を抱えてしまうということも少なくありません。アップサイクルではこうした大量の在庫を抱えた物、処分されてしまうような物を捨てずにそれを有効活用する、いわばゴミを宝物に変えていこうという取り組みです。ゴミを処理するのにも焼却のコストや有害物質の発生、二酸化炭素の増加など様々な環境に対する影響を及ぼします。本来不要な物を有効活用して価値を上げる取り組みがアップサイクルです。 例をあげますと ・イベントで使用されたフラッグなどをバッグやポーチに変えて販売する。 ・廃棄処分予定の生地を使ったバッグを製造・販売している ・着物を利用して、洋服やインテリア雑貨などを製造・販売している。 などの取り組みがなされています。 この活動は現在国外はもとより国内でもこの活動は活発化してきています。 近年では動物保護の観点から、動物の天然毛皮の一切の使用を廃止するブランドが増えてきました。...