ゴム紐・ゴムテープの特徴
ゴム紐・ゴムテープとは、内芯に天然ゴムやポリウレタンなどの伸縮性のある素材を芯にしてポリエステルやナイロン、コットンなどの素材を巻いたものです。
用途としては、スポーツウェア、洋服の裾・袖・ウエスト部分、マスクの耳かけ、帽子のあごひも、下着、工業用資材などで使われています。ゴムの特性である高い収縮率を生かしてあらゆる所で活用されてます。
ゴムにも様々な種類やそれぞれの製造方法があります。
ゴム紐には大きく分けて、平ゴムと丸ゴムとに分類され、平ゴムの中には織ゴム・編ゴム・コールゴムと分かれ、丸ゴムでは組ゴムがほとんどです。
織ゴム
コールゴムや編ゴムより厚いのが特徴で、一般的にスポーツウェアや洋服のウエスト・裾・袖口に使用されることが多いです。
編ゴム
編ゴムは、織ゴムと比べると薄く、速乾性が高いのが特徴です。
また、編ゴムも織ゴム同様にアパレルでも使用されることが多く、他には、医療用の道具やマスクゴムにも使用されます。
コールゴム
コールゴムは、平ゴムの中でも薄く幅も狭いのが多いのが特徴で、他よりも伸びが大きいです。また、一番の特徴である編み方や織り方が一種類しかなく、管に巻いた組糸のみで作られています。管の本数でサイズが決められます。
こちらも用途としては、アパレルの裾や袖口に、また、ベビー服や肌着にも多く使用されます。医療用にも使用され、ラッピングゴムとしても使用されることがあります。
丸ゴム
ゴム素材の芯の周りをアクリルやナイロンなどの素材で周りを組んでいった断面が丸のゴムです。
用途としては、ラッピングゴムやマスクゴムが多く、アパレルではヘアゴムとして使用されることが多いです。また靴紐やリュックの調節紐などにも使用さえたりします。